スタジオポノック5年ぶり長編『屋根裏のラジャー』来夏劇場公開 特報&ビジュアル解禁
アニメーション制作会社・スタジオポノックの長編アニメ最新作『屋根裏のラジャー』が2022年夏に劇場公開されることが決定。特報映像とティザーポスタービジュアルが解禁された。
【動画】スタジオポノック長編最新作『屋根裏のラジャー』特報映像
本作は、世界150以上の国と地域で上映され大ヒットを記録した『メアリと魔女の花』以来、5年ぶりとなるスタジオポノック長編最新作。人間の想像が食べられてしまう世界を舞台に、少女の想像から生まれた“誰にも見えない”少年・ラジャーと仲間たちが、大切な人の未来と運命を懸けた戦いに挑む。
愛を失った少女は、想像の少年ラジャーを生みだした。ふたりは、想像と現実の世界を駆けめぐり、かけがえのない時間を過ごす。しかしある日、ラジャーを狙う謎の男が現れ“想像”の世界が消えようとしていた…。
原作は、A.F.ハロルドによる小説『The Imaginary(ぼくが消えないうちに)』。イギリス文学協会賞受賞をはじめ、ケイト・グリーナウェイ賞、カーネギー賞等にノミネートされるなど、世界の文学賞を席巻した。監督は、『もののけ姫』(1997)、『千と千尋の神隠し』(2001)などスタジオジブリ作品で中核を担い、スタジオポノック作品の短編アンソロジー『ちいさな英雄』(2018)の一篇『サムライエッグ』、オリンピック文化遺産財団の芸術記念作品『Tomorrow’s Leaves』(2021年)を手掛けた百瀬義行。
特報映像は、手描きアニメーションならではの繊細なタッチで映画冒頭の想像への入口が描かれており、これから始まる壮大な物語を予感させるような内容に。少女の想像から生まれた“イマジナリ”という誰にも見えない存在の主人公・ラジャーが見せる、普通の少年のような表情も印象的だ。
ティザーポスタービジュアルは、幻想的な巨木に集まるラジャーと≪イマジナリの町≫に暮らす仲間たちの姿が描かれている。
映画『屋根裏のラジャー』は、2022年夏劇場公開。