松本まりか、映画監督役で周囲から罵詈雑言も「すごく大変だけど、とっても面白い立場」
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俳優の松本まりか、大山真絵子、モトーラ世理奈、渋川清彦、高橋和也、須賀健太、内田英治監督が16日、都内で開催された映画『雨に叫べば』舞台あいさつ付きプレミア上映会に登壇。映画監督の主人公を演じている松本は劇中衣装で登場し「監督ってすごく大変だけど、とっても面白い立場だな」と印象を語った。
【写真】松本まりか、キュートな監督姿で登場 『雨に叫べば』舞台あいさつフォト
本作は、理想の映画を撮影するために、現場スタッフにもまれながらさまざまな困難にぶつかっていく新人女監督・花子（松本）の姿を描く。松本は「とにかく、最初から最後までにやにやして見ていただけると思います。本当に、撮影をしていた時から私は監督役で、対スタッフ・キャストの皆さんという構図で。皆さんが私に対してやんややんや、いろいろ言ってきてくれるんです（笑）」と撮影を回想し「その姿が本当に、罵詈（ばり）雑言であったとしても、チャーミングなんですよ。すごくかわいらしくて、もう何をやっても面白くて」と明かす。
「本当に早く見てほしいなって、撮影中から思っていたので。今日はいよいよ皆さんが、この私が体感した楽しさを体感してもらえるんだなと思って、本当に楽しみです」と上映の喜びを語った松本は、花子について、若き日の内田監督が投影されていることにも言及。「逆の立場に立って考えることができたというか。すごく面白かったですし、監督ってすごく大変だけど、とっても面白い立場だなって思いました」と映画監督役に刺激を受けた様子だった。
一方、劇中で主演女優にふんした大山は「主演女優なんですけど、ちょっと落ち目の女優と言いますか。今がピークじゃなくて、いまこれにかけるしかない！ っていう役どころがあったりもしまして。この作品にかけるが故に、すごく皆さんにご迷惑な発言をしたりとか。でも映画への愛がとてもある役だった」として、「自分自身もすごく挑戦する役柄だった」と撮影を振り返った。
映画『雨に叫べば』は、Amazon Prime Videoにて12月16日より独占オンライン公開。
