『鬼滅の刃』遊郭編 原作本編にはない“粋な演出”に視聴者ニヤリ「ちょっ義勇さん」
『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』(フジテレビ系/毎週日曜23時15分)第3話が12月19日に放送。第3話では、我妻善逸と対面した上弦の鬼・堕姫の本格的な登場によりコメディ色の強かった第1話、第2話から雰囲気が一転するが、それ以外に複数盛り込まれた“粋な演出”に視聴者の投稿が多数寄せられた。
【写真】『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』ほほ笑む堕姫&にらむ善逸
第3話「何者?」では、宇髄天元の嫁・雛鶴を探す我妻善逸が泣いている女の子を見つけ、その場で堕姫と対峙する。物語は堕姫の登場で一気にシリアスな展開に傾いたが、原作を知っているとニヤリとできる演出も随所に用意されており、大筋に影響しないシーンにも反応する視聴者が相次いだ。
■幕間イラストが本編に
嘴平伊之助がしゃちほこのようなポーズで集中するシーンは、単行本第72話と第73話の幕間イラストが元になっている。ここでは「着がえを見られると男なのがバレるため素早く着がえ暇を持て余した伊之助」とコメントされているが、テレビアニメでは鬼の居所を突き止めるため集中するためのポーズとして採用。なお、立ち上がる際はブレイクダンスのような動きを見せる。これに視聴者は「ブレイクダンスしながら立つところ好き」「しゃちほこポーズやブレイクダンス? しちゃうの、伊之助~」などと反応。
また、手際よく働き女将を圧倒する炭治郎は、単行本第73話と第74話の幕間に掲載されたイラストが元ネタ。炭治郎の額にアザがあることに激怒していた女将も「仕事が早くて真面目な子だね!!」と感心している。
■堕姫と対峙した善逸の“その後”
堕姫に折檻されていた女の子を、身を挺して助けた善逸。殴り飛ばされ気を失っていたが、目を覚ますと布団に寝かされており、助けた女の子と連れ合いの2人が見守っていた。善逸に手ぬぐいとおにぎりを渡した3人は「善子ちゃん、ありがとう」「善子ちゃんみたいな優しい人は初めてよ」「ゆっくり休んで」とお礼を言う。
このシーンは原作にはなかったオリジナルの“その後”となり、「善逸が助けた女の子に感謝される&堕姫ちゃんに捕まる展開が明確に描写されるのはこのアニオリが初ですね」と指摘するコメントが投稿されている。
■中高一貫!!キメツ学園物語 クリスマス編
反響が最も大きかったのは、本編終了後の予告パートで禰豆子(※)をクリスマスパーティに招待した善逸のエピソード。そのまま結婚式を挙げることになっても対応できるよう抜かりなく準備していた善逸だったが、事態は衝撃の展開を見せる。
このエピソードは『鬼殺隊見聞録・弐』の単行本未収録漫画「年末番外編」に収録されている。なお本編とは異なり、炭治郎と禰豆子はパン屋の兄妹、善逸は風紀委員、冨岡先生はスパルタな体育教師という設定(伊之助は猪に育てられた少年)。
ここで登場した冨岡先生に視聴者は大興奮。「最後にかわいい義勇さん見れてハッピー」「可愛いのきた」「義勇さんが何をやってもかわいすぎる説」「羽子板持ってる所とかもちょーーー可愛い」「まてまてまてまて ちょっ義勇さん 可愛いが溢れてしゃーないっ」など、本編では見ることのできないキュートな冨岡先生の姿に歓喜する投稿がSNSに続出。「『メリークリスマス』と言う為だけに櫻井孝宏さんアフレコにきたのかと思うとおもしろい」といった、別角度で楽しむコメントも寄せられた。
※「禰」の正式表記は「ネ+爾」