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アンドリュー・ガーフィールド、ハンサムじゃないから『ナルニア国物語』に出演できなかった!?

映画

アンドリュー・ガーフィールド
アンドリュー・ガーフィールド(C)AFLO

 Netflix映画『tick,tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!』でゴールデン・グローブ賞を獲得したアンドリュー・ガーフィールド。かつて映画『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(2008)のカスピアン王子役に選ばれず、エージェントに理由を問い詰めて困らせたことがあったという。

【写真】実際にカスピアン王子を演じたベン・バーンズ  『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』より

 Varietyによると、Entertainment Tonightのインタビューで、売れる前の苦い思い出を語ったという。

 「当時はすごく必死だったのを覚えてる。『ナルニア国物語』のカスピアン王子のオーディションを受けたんだ。『これはやれるぞ! やれるぞ!』と期待した」と語るアンドリュー。「だけど、最終的に選ばれたのは、ハンサムで素晴らしい俳優のベン・バーンズだった。僕じゃなくて、なぜ彼だったのかと、取り憑かれたようになってしまったのを覚えてる」。

 ショックで落ちたことばかりを考えてしまったアンドリューは、エージェントの元に行って、理由を問い詰めたそう。

 「なんで僕じゃなかったんだと聞いたら、彼女は僕のしつこさに根負けして、『アンドリュー、彼らはあなたが王子役にふさわしいほどハンサムじゃないって思ったのよ』と口を割ったんだよね」と明かした。

 当時、アンドリューはキャリアをスタートさせたばかりで、映画『Boy A』(2007)で主演を務めたものの、まだ無名。テレビ番組などへのゲスト出演が主だった。しかし、この後2010年に、キーラ・ナイトレイ、キャリー・マリガン共演の映画『わたしを離さないで』と、マーク・ザッカーバーグの伝記映画『ソーシャル・ネットワーク』が公開され、注目を浴びた。そして2012年公開の『アメイジング・スパイダーマン』に繋がる。

 なお、アンドリューは当時のことをすでに乗り越えたようで、「ベン・バーンズはハンサムで才能ある人だ。振り返っても彼の起用に不満はない。彼は素晴らしい仕事をしたと思うよ」と話している。

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