広瀬アリス、アニメ『バブル』で物語のカギを握る科学者に ベルリン国際映画祭出品も決定
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オリジナルアニメーション映画『バブル』の追加声優キャストとして、物語のカギを握る、バブルを調査する科学者役を女優の広瀬アリスが演じることが発表された。また、本作が第72回ベルリン国際映画祭に正式出品されることが決まった。
【写真】映画『バブル』追加キャスト
本作は、世界に降り注いだ泡<バブル>によって重力が壊れた東京で、少年と少女の思いが引かれ合う、グラビティー・アクションストーリー。監督はアニメ『進撃の巨人』のアクション映像を手がけた荒木哲郎。 WIT STUDIOが制作を担う。
広瀬が演じるのは、世界中に降り注いだ泡<バブル>を調査する科学者・マコト。物語のカギを握る重要な役どころだ。アニメや漫画好きを公言している広瀬は、今回はオーディションを経ての出演。「大好きなアニメ『進撃の巨人』の荒木監督に会えればそれだけでいい。そんな思いでオーディションを受けたので、出演が決まった時の方が緊張しました」と語った。アフレコに臨んだときは「色々なプレッシャーを感じてしまい、震えてしまいましたが、全力で頑張りました」と語るように、かなり緊張していたようだ。
荒木監督は「広瀬アリスさんは収録時に大変に緊張されており、仕事に真面目なお人柄を感じて、大好きになりました!元気でお茶目でありつつも、知的な一面を持つマコトというキャラクターにもピッタリだったと思います!素晴らしい演技をありがとうございました!」と、広瀬の人柄にすっかり魅了された様子。
さらに追加キャストとして、『甲鉄城のカバネリ』無名役の千本木彩花、『進撃の巨人』アルミン役の井上麻里奈という荒木組の経験のある2人の出演も発表された。千本木は「今作も、変わらず監督やスタッフさん達と熱量を共有しながら楽しく収録させていただきました」、井上も「躍動感、清涼感、そして画面いっぱいに広がる瑞々しさに終始ワクワクしながらアフレコしていたので、完成が今からとても楽しみです」とコメントを寄せた。
本作が出品される第72回ベルリン国際映画祭のジェネレーション部門は、本作が招待された「Generation 14plus」と「Generation Kplus」の2つのコンペから成り、若者向け映画の発信地として独自の地位を確立している。本作は「Generation 14plus」にて上映される。
今回の正式出品を受け、荒木監督は「ベルリン映画祭への『バブル』のご招待、大変驚きました。今まで自分たちの作品がそのような場に持ち運ばれることはなかったので、本当に光栄に思います」と喜びを語り、「映画や自分が試されていると同時に、これまでの監督仕事で積み上げてきた、仲間たちとの仕事のすべてが、いま試されているのだと思います。どこまで届くのか見届けたいです」と、改めて作品への思いや期待を明かした。
アニメ『バブル』は、劇場版が5月13日より全国公開、Netflix版が4月28日より全世界配信。