
モーリス・ジャール
モーリス・ジャール 出演映画作品
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レッド・サン 4Kデジタルリマスター版
制作年:2025年01月03日(金)公開
映画史に名を刻んだ三船敏郎、チャールズ・ブロンソン、アラン・ドロンが共演した西部劇『レッド・サン』を、4Kデジタルリマスター版で上映する。1870年のアメリカ西部を舞台に、特別列車に乗った日本の大使一行と、金貨を狙う強盗団が激突する。監督は初代『007』シリーズを手がけたテレンス・ヤング。共演はウルスラ・アンドレスら。
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マンディンゴ〈デジタルリマスター版〉
制作年:2021年3月12日(金)公開
カイル・オンストットの同名ベストセラー小説を映画化した社会派ドラマが、デジタルリマスター版で登場。19世紀のルイジアナ州を舞台に、奴隷を牧場で飼育して売買し始めた一家が織りなす、人種を超えた男女の愛憎を刺激的な描写で描く。1975年の公開当時、人種差別的な設定などから酷評された問題作が46年を経てスクリーンでよみがえる。
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アラビアのロレンス 完全版 ニュー・プリントヴァージョン
制作年:2008年12月20日(土)公開
1962年に製作され、多くの映画ファンに愛され続けている名作映画が、デビッド・リーン監督生誕100年を記念してスクリーンに復活!アラブ人独立のために戦った実在の英国陸軍将校エドワード・ロレンスの物語を、スクリーン一面に広がる砂漠の風景や壮大な戦闘シーンなど、数々の名シーンを交えながら描く。1989年に製作された完全版での上映。
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心の指紋
制作年:
【殺人犯少年とエリート医師ふたりの逃避行の行方は?】 若く粗暴な末期ガン患者と、その人質となった医師の数奇な旅を描く。「キングピン…」のコミカル演技から一転、ウディ・ハレルソンが医師役に扮し、現代人の苦悩をリアルに体現。
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地獄に堕ちた勇者ども
制作年:
【円熟期のヴィスコンティが凄惨な権力闘争をえぐる】 ナチスが台頭する30年代のドイツを舞台に、鉄鋼財閥一族の悲劇を描く人間ドラマ。巨匠ルキノ・ヴィスコンティが、この血塗られた群像劇を持ち前の退廃的な映像美で紡ぎ出す。
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モスキート・コースト
制作年:
アメリカの物質文明を忌み嫌う男アリーは5人の家族を引き連れ、大自然の中で生きようと決意する。目指すは中米ホンジェラスの聖なる密林“モスキート・コースト“。しかし新天地とは名ばかり。一家は想像を超えた険しく過酷なジャングルを目の前にし、戸惑うばかり。それでも自分の信念を貫こうとするアリーは、理想の村の建設に着手する。開拓に必死な彼らの前にある日、武装した3人の侵入者が現れ、やがて家族の運命を大きく変えてしまう事件が起こった……。「刑事ジョン・ブック/目撃者」の名コンビ、フォードとウィアーが作り上げた辛
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心のままに
制作年:
「ジャック・サマースビー」に続いてR・ギアが製作総指揮、主演を兼ねたラブ・ストーリー。天真爛漫さゆえに精神をコントロールできない男ジョーンズと、自分の感情を内に閉じ込めがちな精神科の女医リビー。医者と患者の恋愛という医学界のタブーを越えて惹かれ合う、彼らの恋路をロマンティックに描いていく。
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雲の中で散歩
制作年:
時は第二次世界大戦直後。戦地から帰還してきたものの妻との愛に幻滅し、一人サクラメント行きの汽車に乗るポール。そこで、妊娠中にもかかわらず、相手の男に捨てられ絶望している美女ヴィクトリアと出会う。二人はヴィクトリアの父親を納得させるために、彼女の実家で偽りの夫婦を演じる。幻想的なぶどう園に囲まれたこの地で、二人はやがて本当の恋に落ちるが……。本作で本格的なラブ・ロマンスに初挑戦のK・リーヴスが、ロマンティックな恋に身を焦がす若者をセクシーに演じている。
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フィアレス
制作年:
飛行機事故から生還し、恐怖心を失った男と、同じ事故で娘を死なせた失意から立ち直れない女。心を寄せ合い事故の後遺症を乗り越える彼らの姿を、男の妻との葛藤を織り交ぜて描く。安易な感傷に溺れないウィアーならではの硬派なタッチが光る。
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史上最大の作戦
制作年:
第二次世界大戦のハイライト、ノルマンディー上陸作戦の全貌をパノラマ形式の壮大なスケールで描いた戦争大作。作戦はベルレーヌの詩の一節をもって開始され、決戦の火ぶたが切って落とされた。製作者ザナックが4人の監督を使い当時で36億円の巨費をかけて作り上げたオールスター・キャスト映画。
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刑事ジョン・ブック/目撃者
制作年:
偶然、フィラデルフィア駅構内での殺人事件を目撃してしまったアーミッシュの少年サミュエル。ブック刑事は捜査の協力を頼むが、少年の母親レイチェルはアーミッシュ以外の社会とかかわることに恐れを持ち、協力を拒もうとする。そして、少年が指さした犯人とは……。当時、活劇ヒーローのイメージが強かったH・フォードが、人間味豊かな刑事役に挑戦。しかも、殺人事件に巻き込まれた“アーミッシュ“と呼ばれる、信心と質素な生活の中で生きる母子と温かい心の交流を持つという、きわめてシリアスな役を演じている。アメリカの評論家たちも
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ザ・メッセージ 砂漠の旋風
制作年:
西暦624年。イスラム教の開祖マホメットと、その教えに従う戦士たちの戦いを描くスペクタクル。マホメットは邪悪像を否定し、唯一絶対の神アラーの使徒として、現状が世界の終末を招くと予言する。リビア軍の全面的支援のもとで撮影された戦闘シーンは圧倒的迫力。以前発売されたビデオには、未公開シーン35分も収録。
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危険な年
制作年:
スカルノ政権末期のインドネシアを舞台にオーストラリアTV特派員とイギリス大使館秘書との燃えるような恋愛を描く。といっても単なる恋愛ものではなく、当時の複雑な政治状況や東洋思想をじっくりと描き込むことに成功。娯楽映画に終わらぬ重厚さを作品にもたらしている。
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ランボー/地獄の季節
制作年:
19世紀フランスの天才詩人、アルチュール・ランボーのアフリカ時代に焦点を当てた伝記映画。詩人ヴェルレーヌとの共同生活が破綻した後、ランボーは詩を捨て、アフリカに渡って武器商人となる。演出は水準を保ち、ランボーに扮したスタンプの演技も優れている。
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太陽の雫
制作年:
【幻の薬草酒に秘められたユダヤ人一族のヒストリー】 帝国政から軍事政、共産主義と激動するハンガリー現代史を背景に、ユダヤ人一族の3世代に渡る物語がドラマチックに展開。3代の主人公に扮する、レイフ・ファインズの熱演が味わい深い。
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第5惑星
制作年:
21世紀末、宇宙へ進出した地球人はドラコ星人と戦争状態にあった。敵を爆破した地球人ダビッジは第5惑星に不時着。だがそこにはドラコ星人も不時着していた……。異星人との敵対と相互理解、そしてなんと異星人の“雌雄同体出産“までも描いたSF異色作。
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危険な情事
制作年:
1987年全米No.1ヒットのセクシー・サスペンス。弁護士ダンは、妻子の留守中に、仕事で知り合った魅力的な女性アレックスと一夜の情事を楽しんだ。彼にとってはほんの遊びのつもりだったが、アレックスは執拗な誘いを始め……。生々しいセックス・シーンをはじめ、G・クローズの妖しげで恐ろしいまでの演技など、A・ライン監督の演出が冴える問題作。
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追いつめられて
制作年:
米国防省(ペンタゴン)を舞台に展開するスリルに満ちた、ファッショナブルで知的な政治サスペンス。CIAの連絡員としてペンタゴン入りしたファレルには、美しい恋人スーザンがいた。だが、彼女は国防長官の愛人でもあった。ある夜、スーザンが殺害され、嘆き悲しむファレルに犯人調査の依頼が回ってくる。しかし、犯人と目される“週末をスーザンと過ごした男“とは、ファレル自身であったのだ……。ほとんどスタントなしでこなしたという、K・コスナーのアクション・シーンが迫力。ラストの思いがけないドンデン返しも見どころの一つ。
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青春の輝き
制作年:
フットボールの腕を認められて、伝統校に転校した高校生のデヴィッド。持ち前の明るさで学校中の人気者となる彼は、自分がユダヤ人であることを隠し続けるが……。1950年代の封建的なアメリカを舞台に描かれる、辛口の青春ドラマ。B・フレイザー、M・デイモンをはじめとする、当時の若手スターの共演もお楽しみ。
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愛は霧のかなたに
制作年:
S・ウィーヴァーの主演で、マウンテン・ゴリラの保護救済に力を注いだ女性学者ダイアン・フォッシーの半生を描いていく。ダイアンは絶滅の危機に瀕しているマウンテン・ゴリラ保護のため、棲息地・中央アフリカへ単身で赴く。彼女は様々な困難を乗り越え、ゴリラとのふれあいに成功、研究所を開設するまでに至った。しかし、密猟者との対立により、予期せぬ事態に巻き込まれてしまう……。監督は「Oh!ベルーシ絶体絶命」でも自然破壊の危機を取り扱ったM・アプテッド。特殊メイクアップのリック・ベイカーがアソシエイト・プロデューサー
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ナザレのイエス
制作年:
名匠F・ゼフィレッリが手掛けた、イエス・キリストの伝記物語。ガラリヤ地方で生まれ、救世主として貧しい裳の病める者に希望を与え、反逆罪で処刑される。聖書でもおなじみのイエス・キリストの物語を、ストレートな演出で描いている。もともとは約6時間のTVシリーズとして製作され、日本では短縮版が劇場公開された。
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インドへの道
制作年:
イギリスの巨匠D・リーンによる77歳の遺作。1920年代、英国植民地インドに婚約者を訪ねる若い娘と同行の老婦人。マラバー洞窟での神秘的な体験が思わぬ事件を引き起こし、反英運動が燃え上がる。堂々たるスケール感、異郷での心理、女性のきめ細かい性格描写が見事だ。
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トップ・シークレット
制作年:
国際フェスティバル出演のため、東ドイツに招待された米国の人気ロック歌手が、そこで政治的陰謀に巻き込まれ、やっとの思いで国外に脱出するまでをコメディ・タッチで描いた作品。歌手を救うため、諜報員、地下組織のメンバーが大活躍。痛快な娯楽作品。
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タップス
制作年:
アメリカの陸軍幼年学校が経済的な理由から閉鎖されることに……。それに抗議する学生たちは学内に立てこもり反乱を起こす。アメリカ映画としては異色の題材を扱った注目作。ハットン、クルーズが若き士官候補生としてみずみずしい演技を披露する。
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王になろうとした男
制作年:
1880年代のインド。ラホール駐在の英字新聞記者キプリングに若い英国人カーネハンが数奇な体験を語る。彼と友人のドレイポットはアフガニスタン奥地のカフリスタンの地で“王“になろうと思い、冒険を重ねて部族のもとに着く。村の男たちに軍事教練を行うなどして信頼を得、ドレイポットはアレクサンダー大王の息子として神のように崇められる。しかし彼が村の娘ログザンヌに恋し、結婚する段になって彼の神性も失われてしまう。カーネハンは逃げるがドレイポットは誇り高い死を選ぶ。巨匠ヒューストンの冒険スペクタクル。
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将軍たちの夜
制作年:
第二次世界大戦下のワルシャワを舞台に、ナチ将校の犯した猟奇的犯罪を暴いた異色のスリラー。女性が次々と変死する殺人事件を追うナチ警察。やがて捜査線上にタンツ将軍が浮かび上がる……。オトゥールの鬼気迫る演技はスゴ味たっぷり。DVDは「コロムビアトライスター ウォー・ムービー・コレクションBOX(1)」に収録。
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日曜日には鼠を殺せ
制作年:
ジンネマンらしい、ヒューマン・タッチのサスペンス。スペイン内乱時にゲリラのリーダーだったマヌエルは、国境を越えてフランスに亡命、それから20年の月日がたった。警察署長ヴィニョラスは、マヌエルを捕まえることだけを生きがいにしてきたが、国外にいる彼に手出しはできない。そんな折、マヌエルの母が重体というニュースが入った。だが母は息子が罠にかかるのを感じ、フランスに旅立つ神父に息子を来させるなと託して息を引き取る……。
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モーリス・ジャールの軌跡
制作年:
【アカデミー賞に輝く映画音楽の巨匠の軌跡】 『ドクトル・ジバコ』『ゴースト/ニューヨークの幻』など、数々の映画音楽を手がけたフランスの名作曲家、モーリス・ジャールに焦点を当てた人間ドキュメント。2009年3月に惜しくもなくなった彼の実像に迫る。俳優のオマー・シャリフら著名人がモーリスの人柄や音楽性を語る貴重なインタビューが満載。作曲法について語る本人の証言も興味深い。
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アフター・ダーク
制作年:
忌まわしい過去から逃れるために放浪の旅に出た元ボクサーのコリー。場末の酒場で、彼はフェイという一人の女と出会う。彼女の妖しい魅力に徐々に惹かれていったコリーは、いつしか彼女とその叔父が仕組んだ誘拐計画に引きずり込まれていくのだった。M・ジャールの音楽を効果的に使った、ハードボイルド・タッチの男と女のドラマ。見事に役になりきったJ・パトリックの好演も印象深い。
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マッキントッシュの男
制作年:
冒険小説の大御所D・バグリーのベストセラーを忠実に映画化した作品。スパイものとしてのレベルも高い。獄中のスパイを殺害すべく、エージェントがわざと投獄されるのだが……。アイルランド、イギリス、マルタのロケ効果も印象的。
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病院狂時代
制作年:
外科医師プラングのもと、優秀な(?)インターン7人が集合。彼らの一年間の研修が開始される……。生死をつかさどる病院で、次から次へと連発されるギャグとパロディー。目新しい趣向を取り入れているわけでないが、結構笑えるドタバタ・コメディ。
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グラン・プリ
制作年:
社会派アクションの職人監督、J・フランケンハイマーがモンテカルロをはじめ、ヨーロッパ各地で行われるカーレースとF-1グランプリに命を懸ける男たちの姿を活写した娯楽大作。世界のトップレーサーはもちろん、三船敏郎が出演したことも当時大きな話題に。マルチ分割スクリーンを多用し、リアルなレーシング・シーンの迫力とスリルが全編にみなぎっている。ソウル・バスが手掛けた本作のタイトルバックは、単なる映画の“イントロ“としての機能を超えたデザインアートとしても特筆もの。
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王子と乞食
制作年:
児童文学の傑作の映画化。瓜二つの貧しい少年と王子が、服を交換してお互いの生活を体験。王子は気がふれたと思われながらも、世間の実情にふれる……。物語のモデルとなったヘンリー8世ゆかりの邸宅でロケし、16世紀の華麗な宮廷生活を再現。
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敵、ある愛の物語
制作年:
ユダヤ人のハーマンは大戦後ポーランドの娘と結婚、渡米して幸福に暮らしていた。平凡な妻に飽き足らぬ彼には情熱的な愛人がいたが、そこにユダヤ人収容所で死んだはずの最初の妻が現れる。3人の女性と重婚することになった彼の選択は? 主演3女優の個性が存分に生かされたおかしくも苦い愛の物語。P・マザースキーが、3人の女の中で揺れる男の心のさすらいを、手際の良い演出でさばいている。
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ワン・モア・タイム
制作年:
20年以上も亡夫を愛し続けている未亡人コリンヌ。娘の恋人アレックスが実は亡夫の生まれ変わりだったことにコリンヌが気付いたことから奇妙にもつれた三角関係が始まっていく……。C・シェパードが6年ぶりに映画に復帰したラブ・コメディ。
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クライシス2050
制作年:
日本の原案と資本により、ハリウッドのスタッフ、キャストを得て製作された異色のSFアドベンチャー。西暦2050年、太陽が突然膨脹を始め、荒れ狂う熱と磁気と放射線の牙は容赦なく地球に襲いかかる。最後の手段として反物質爆弾を積んだ宇宙船ヘリオスが太陽に向かうが……。「ブレードランナー」などのヴィジュアル・フューチャリスト、シド・ミードが作り出す2050年の創造物も必見。
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落陽
制作年:
にっかつが80周年記念作品として製作した構想10年、製作費50億円の超大作。第二次世界大戦期の満州に生きたある男の一生を、戦争の経済的側面を照らしながら描いていく。D・レイン、D・サザーランドなど外国の第一級のスターの出演、またジャズ界の女王、エラ・フィッツジェラルドが主題歌を歌うことで話題を集めた。ビデオタイトルは「落陽 THE SETTING SUN」。
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熱い夜に抱かれて
制作年:
革命のキューバと、マイアミを舞台にしたラブ・ロマンス。「推定無罪」のグレタ・スカッキが二人の男の間で揺れ動く人妻を熱演。キューバ革命の犠牲となり、終身刑の身となった夫を残し幼い娘とともにマイアミへ逃げ延びたイザベル。夫への思いと、見知らぬ土地での戸惑いのなか、生きる勇気を失いかけたイザベルの前に、一人の男が現れる。
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おかしなホテル
制作年:
プラザホテルの一室を舞台に、3組の客が繰り広げるオムニバス・コメディ。サイモンの脚本をヒラーが軽妙に演出した。結婚の思い出にホテルへやって来た実業家、プレイボーイのプロデューサー、娘の結婚に悩む父親の3役をマッソーが好演。
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ジュリア・ジュリア
制作年:
幸せな結婚式を挙げ、ハネムーンに向かう途中、自動車事故に遭い夫を失ったジュリア。6年前の忌まわしい記憶もまだ消えぬある日、彼女は奇妙な体験をする。ドライブ中に急に発生した霧の中をくぐり抜けたところでタイム・トリップしてしまったのである。そこには死んだはずの夫と可愛い子供との生活があり、一方では彼女の愛人だと名乗る男が一家3人の幸福を破壊しようとしていた。二人の男の間で揺れるジュリアだが結局夫や子供とのしあわせな生活を望み、足手まといになった愛人を殺そうとする……。イタリアの幻想映画の旗手デル・モンテ
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将軍〈1980年〉
制作年:
もとは1975年出版のベストセラー小説が原作の12時間のTVミニ・シリーズで、これを再編集して日本では劇場公開された。高視聴率をマークし、“ショーグン現象“と呼ばれる日本ブームをアメリカに起こした作品。1598年、日本に漂着したイギリス人、ブラックソーンは、戦国大名、虎長のもとで日本の戦国時代の戦いの嵐に巻き込まれていく。
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泥棒貴族
制作年:
中東の石油王が大切にしている黄金の仏像を盗み出すため、3人の男女が手を組んだ。ところがこの石油王というのが用心深い人物で、まんまと盗み終えたと思った瞬間、警報機が作動し、仲間の一人が彼に捕まってしまう……。R・ニームが手堅い演出を見せる。ラストのどんでん返しも見事なサスペンス・アクション。
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地球の頂上の島
制作年:
行方不明の息子を捜索中のアンソニー卿ら3人は、意外にも、北極で生活するバイキングの部落を発見する。部落では、彼らを敵視する司祭とのいざこざがあったものの、息子を見つけ出し、無事、島から脱出。家族向けのディズニー作品。
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タイパン
制作年:
『将軍』の著者として知られるクラベルのベストセラーを映画化。1841年、阿片戦争の真っ只中の香港。アヘンと引き換えに銀を手に入れるイギリスの密輸商人たち。その頂点に立つ人物を、人々は“タイパン“と呼んだ。愛と野望が燃えさかる“香港“一大叙事詩。
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太陽の七人
制作年:
強烈な太陽に照らされ、荒野と化した未来の地球。“支配者“の圧制に苦しめられてきた7人の孤児たちは偶然、地球に水と自由を与えるという伝説の球体“ボダイ“を発見するが……。「メル・ブルックスの大脱走」の製作=監督コンビが手掛けた、まじめなジュブナイルSF。渋いキャストに注目したい一編。
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戦うパンチョ・ビラ
制作年:
革命の動乱に明けくれる1912年のメキシコを舞台に、実在の英雄パンチョ・ビラの半生を描いたアクション映画。ランスフォードの原作を、ペキンパーとR・タウンという一流どころが共同で脚色した注目作。
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オンリー・ザ・ロンリー
制作年:
J・ヒューズが「ホーム・アローン」に続いてC・コロンバスと組んで製作した作品。結婚をめぐって起きる嫁と姑の問題をペーソスを交えて描いていく。結婚適齢期を過ぎたシカゴの警官ダニー。少々マザコン気味で太めの肉体の彼が、メイクアップ師を目指すシャイなラレサと出会い恋に落ちるが……。
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この愛にすべてを
制作年:
ラスベガスを舞台に、コールガールと流れ者のピアニストが出会い、お互いを傷つけあいながらも、やがて確かな愛を取り戻していく姿を切々と描きだすラブ・ストーリー。ブロードウェイ舞台劇の映画化で、「シェーン」「ジャイアンツ」などで知られる巨匠G・スティーヴンス監督の遺作でもある。
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別離
制作年:
夫の愛を取り戻すために全身美容の整形手術を受ける妻役に、初老を迎えつつあるテイラーが挑んだ一編。しかも、若返りや見た目の美しさでは、夫の愛は取り戻せない……。手術前、手術、手術後と変化していく美容整形の経過が見ものである。
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プランサー
制作年:
足に傷を負って倒れているトナカイを見つけた少女は、クリスマスまでに間に合うようにと、そっと自分の家の馬小屋に隠して看病する。ところが元気になったトナカイは馬小屋から抜け出し、家の中をメチャクチャに。怒った父親はトナカイを売ってしまう……。幼い少女とトナカイの姿を通して、クリスマス本来の意味を考えさせてくれるメルヘン・ファンタジー。
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ラルフ・マッチオ ディスタント・サンダー
制作年:
ベトナム戦争で心に傷を負った男たちが帰国後も社会復帰できず、人との接触を避けて山奥で生活している。マークもその一人だ。マークは仲間の自殺をきっかけに、18歳の息子ジャックと会う決心をする。“今さら会いたいなんて……“。父からの手紙はジャックを悩ませるが、父と息子はついに再会する。R・マッチオが繊細な演技を見せる人間ドラマ。
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冷淡な美男子
制作年:
J・コクトーがエディット・ピアフのために書き下ろした一幕劇の映画化。ホテルの一室を舞台に、愛人エミールに対する女Cの嫉妬といさかい、そして別れを描く。エミールは終始無言で、Cの一人芝居の形となっている。ドキュメンタリー映画でデビューし注目されたJ・ドゥミの初の劇映画であり、スタッフにはその後のフランス映画を代表する映画人たちが名を連ねている。
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Mr.エンジェル 神様の賭け
制作年:
出所したばかりの泥棒が危険を顧みずに幼い子供の命を救う。意識不明の中で神と出会った彼は、神からもう一度地上に戻り、天使として人助けをしなさいと命じられる。半信半疑のまま意識を取り戻した彼は相も変わらず泥棒稼業を続けるが、やがて自分は天使だと確信する事態が連続して起こって……。P・ホーガンが、製作総指揮・脚本・主演の3役をこなしたハートウォーミングなファンタジー。
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マッドマックス サンダードーム
制作年:
シリーズ第3作は第1作から20年後の近未来。人間も物と同様に売買されるバータータウンを舞台に、正義と悪との闘いが繰り広げられる。荒涼で殺伐とした大地とメカニカルな武器の取り合わせが異様な空間を作り出すことに成功。ギブソンの人気シリーズとして定着。
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パラドールにかかる月
制作年:
P・マザースキー、R・ドレイファスが「ビバリーヒルズ・バム」に続いて再びコンビを組んだ、巻き込まれ型のサスペンス・コメディ。カリブ海の楽園パラドール。そこの独裁者が急死し、公になると革命が起こる恐れがあると、彼に似た売れない役者が身代わりに仕立てられるが、偽者とバレて……。
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ゴースト ニューヨークの幻
制作年:
1990年、アメリカのサマー・シーズンで、数ある超大作(「トータル・リコール」「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」など)を向こうに回し、興行収入No.1に輝いた大ヒット作。ラブ・ロマンスにファンタジーを絡めた1本である。銀行員のサムは恋人のモリーと共同生活を始めるが、その矢先に暴漢に襲われて幽霊になってしまう。かつての同僚カールに操られ、自分を殺した男を発見したサムは、エセ霊媒師オダ・メイの力を借りて、モリーを狙うカールの悪事に立ち向かう……。心で通じ合う恋人たちの姿が感動的。名曲『アンチェインド・メロディ』が切ないドラマを盛り上げる。
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いまを生きる
制作年:
オーストラリアの鬼才、P・ウィアー監督の心温まる学園ドラマ。舞台は1959年。バーモントのウェルトン・アカデミー。全寮制で高い進学率を誇るこの名門校に、新任の英語教師キーティングが赴任してくる。同校OBでもある彼は、型破りな授業を行い、また人生を楽しむ心を説いて、生徒たちの気持ちを捉えていくが……。教師と生徒の交流、現代の社会では、ある種失われた信頼で結ばれた師弟関係が、ウィアー独特の映像美の中で展開する。迷いや悩み、自分の殻から抜け出すことのできなかった生徒がキーティングを支持するラストは圧巻。R・ウィリアムズも静と動を使い分けた演技を披露している。
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ロイ・ビーン
制作年:
19世紀末テキサスの無法の町ペコスを舞台に、判事兼実業家として名を馳せる名物男ロイ・ビーンの数奇な生き様を描く。流れ者としてペコスにやって来た彼は、着くなり悪党たちの犠牲となる。翌日、彼は自ら判事と名乗り、復讐心とともにこの町に居座るのだった……。J・ヒューストンによるユニークな西部劇。
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ダンケルク〈1964年〉
制作年:
R・メルルの小説『ズイドコートの週末』の映画化。1940年6月、北フランスのダンケルクに近い海岸に40万人近くの兵士たちがいた。その中の3人の男たちが出会った娘をめぐるエピソードを中心に、戦争による悲劇を厳しく見つめている。
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大列車作戦
制作年:
ナチス・ドイツの敗戦色濃いころ、パリではドイツ軍大佐ワルドハイムが、美術品の掠奪を開始。美術館長ピラール女史は、鉄道の操車係長ラビッシュに、美術品の運び出し阻止を願い出る。ラビッシュはこれを受け、レジスタンスの助けを借りて、一大計画を開始するが……。米・仏のスターによる、娯楽戦争映画の大作。
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ドリームスケープ
制作年:
超能力を持った青年アレックスは、ある研究所から協力を依頼される。それは悪夢に悩まされている人の夢の中に入り、その根源を探って悪夢を断つというものだった。だが研究所の本当の目的が、大統領の暗殺であることを知ってしまう……。D・クエイド主演によるSFサスペンス。
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ライアンの娘
制作年:
20世紀はじめのアイルランドの寒村を舞台に描く、イギリス軍守備隊指揮官と、ここに住む居酒屋の娘ロージーとの不倫の恋の物語。人間の愚かさや聡明さを大自然の豊かな表情のなかに、重厚なタッチで描く70ミリの大作。
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ファイヤーフォックス
制作年:
アメリカ空軍の秘密部隊でミグ25の飛行訓練を受けた予備役軍人のミッチェルが、有事に備えて特別秘密司令を受ける。それはソ連で完成された、操縦することなく、パイロットの意志で操ることのできる、新鋭戦闘機ファイヤーフォックスを盗み出すという計画だった。SFXの雄アポジー社が総力を挙げたラストの空中戦シーンは見事。
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マンディンゴ
制作年:
奴隷問題の真実に迫るカイル・オンストットのベストセラーを映画化した社会派ドラマ。1808年の奴隷輸入禁止令により、奴隷を牧場で飼育して売買し始めたアメリカ南部。そのなかの、ある一家を舞台にして斜陽化する白人と権利に目覚める黒人階級の葛藤、人種を超えた男と女の愛や憎しみなどを、刺激的な場面の連続の中に大スケールで描いている。
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首都消失
制作年:
巨大な円盤型の雲が突如首都圏を覆い、外部との連絡が途絶えてしまう。内に閉じ込められ、危険にさらされる2千万人の命を救出すべく、TVのレポーターと科学者たちが謎とパニックに立ち向かう。小松左京の原作をSFXを駆使して映画化した、SFパニック大作。
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顔のない眼
制作年:
顔にヤケドを負った自分の娘に、ほかの娘の皮膚を移植しようとして殺人を犯す外科医を描いたホラー映画。恐怖感を雰囲気の中から出そうとするフランジュ監督は、映像の詩的なムードを強調して、これを芸術的なホラーに昇華している。
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ブリキの太鼓
制作年:
ポーランドのダイツィヒ(現在のグダニスク)を舞台に1927年からの45年間の暗い時代を少年オスカルの目を通して描く。3歳の誕生日を迎えたオスカルは大人の世界を拒絶するため自ら地下の倉庫へ転落。その日から彼の成長は止まり、同時に奇声を発するとガラスが壊れるという超能力を身につける。オスカルの母は夫アルフレートの目を盗んで従兄と情事を重ねるが、良心の呵責に耐えかね、成長しないオスカルへの絶望もあって自殺する。そのころヒトラーが政権を取り、町ではユダヤ人狩りが始まろうとしていた……。奇声を発しながらブリキの太鼓を叩き続ける成長を止めたオスカルは、ナチス政権下のポーランドの歴史そのものであり、シュレンドルフは、原作者グラスの意図する二重構造の世界を的確に捉えている。超能力やサーカスの小人たちなど非日常的要素を加えながらポーランドの暗い時代をストレートに表現した映像が強烈な印象を残す。難しいオスカル役をこなしたベネントの名演も素晴らしい。
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アラビアのロレンス
制作年:
アラブ国民から英雄と謳われたT・E・ロレンスの波乱の半生を、大画面に描写した名作。アラブを母国とし、砂漠をこよなく愛したロレンス。だが、自らのアイデンティティーを砂漠に求めても、白い肌は永遠に変わることはなかった……。ロレンスの苦悩と挫折を雄大なスケールで描きぬいたこの作品は、D・リーンの映画芸術の集大成。上映時間はプレミア公開が222分、劇場公開時202分、リバイバル公開時187分、1989年に復元された完全版が226分。現在DVDで見られるのは、リバイバル版と完全版。
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ラスト・タイクーン
制作年:
フィッツジェラルドの未完の遺作の映画化。ハリウッドきっての若手プロデューサーが亡妻そっくりの小娘に一目惚れするが、彼女には婚約者がいた。一方、彼の独走を嫌う撮影所長によって、彼はプロデューサーの座を追われてしまう……。1930年代のハリウッドの内幕をノスタルジックに綴ったドラマ。
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パリは燃えているか
制作年:
第二次大戦末期、ドイツ軍占領下のパリ。パリ市民側では、ドゴール将軍の部下たちと過激派が街の防衛計画をめぐって対立していた。そこへ双方とも期待していた連合国軍が、パリを通らないという情報が入り……。パリ市民によるレジスタンス活動から、連合国軍によるパリ解放までの最後の2週間を、当時の映像も交えたドキュメンタリー・タッチで描いた超大作。英米仏独から、まさに“超豪華”と呼ぶにふさわしい俳優陣が結集している割に、誰も個性を発揮できなかったきらいがあるが、それがかえって中心となるヒーローがいない戦争の現実を表している。なお脚本には若きF・F・コッポラが参加している。
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砂漠のライオン
制作年:
第二次世界大戦勃発の直前、ムッソリーニ率いるイタリア軍は、北アフリカの地にローマ帝国を再興すべく、立ちはだかるベドウィンに対し総攻撃を開始した……。リビアの英雄オマール・ムフタールの波乱の半生を、アラブ人アッカド監督が描いた作品。
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ドクトル・ジバゴ
制作年:
本国でその出版が解禁され話題をよんだロシアの文豪パステルナークの同名小説をイタリアのプロデューサー、カルロ・ポンティが映画化した70ミリ大作。ロシア革命前後の動乱期を背景に純粋な魂を持ち、詩人でもある医師ジバゴの波乱に満ちた人生が、二人の女性、ラーラとトーニャへの愛を通して描かれる。リーンは、ボルトの名脚本を得て、多くの個性的な大物を登場させながら見事な叙事詩にまとめ上げた。ジバゴとラーラの出会いと別離を切々と奏でた主題曲『ラーラのテーマ』は、戦後映画音楽史上に残る名曲である。
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