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木村大作
出身地:東京都
生年月日:1939/7/13

木村大作 出演映画作品

  • 鉄道員〈4Kデジタルリマスター版〉

    鉄道員〈4Kデジタルリマスター版〉

    制作年:2020年11月6日(金)公開

    高倉健が武骨な鉄道員“ぽっぽや”を演じた1999年の大ヒット作を4Kデジタルリマスター版で上映。直木賞を受賞した浅田次郎の同名小説をもとに、ひたむきに鉄道員として生きてきた男に訪れるひとつの奇跡を描く。監督は、高倉主演で『夜叉』をはじめ数々の名作を生み出した降旗康男。キーパーソンとなる女の子の役を広末涼子が務めている。

  • 散り椿

    散り椿

    制作年:2018年9月28日(金)公開

    名キャメラマンであり、映画監督としても日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた木村大作による本格時代劇。黒澤明作品で苦楽をともにしてきた小泉堯史が脚本を手掛け、妻の最期の願いを叶えるべく藩の不正や権力に立ち向かうひとりの武士の姿を描く。『永遠の0』『関ヶ原』の岡田准一が主演を務め、『劇場版 MOZU』の西島秀俊が共演する。

  • 散り椿

    散り椿

    制作年:2018年9月28日(金)公開

    名キャメラマンであり、映画監督としても日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた木村大作による本格時代劇。黒澤明作品で苦楽をともにしてきた小泉堯史が脚本を手掛け、妻の最期の願いを叶えるべく藩の不正や権力に立ち向かうひとりの武士の姿を描く。『永遠の0』『関ヶ原』の岡田准一が主演を務め、『劇場版 MOZU』の西島秀俊が共演する。

  • 追憶

    追憶

    制作年:2017年5月6日(土)公開

    『あ・うん』『鉄道員』『ホタル』などの名作を生み出してきた降旗康男監督と撮影の木村大作が9年ぶりにタッグを組み、岡田准一を主演に迎えた重厚なヒューマン・ミステリー。殺人事件の刑事、容疑者、被害者という形で再会した幼馴染み3人が、事件の真相を解明していくとともに、心の奥に仕舞い込んだ忌まわしい過去と対峙していく様を描く。

  • 春を背負って

    春を背負って

    制作年:2014年6月14日(土)公開

    日本映画史を支えた伝説的カメラマンであり、初監督作『劔岳 点の記』も絶賛を浴びた木村大作が74歳にして再び立山連峰での過酷な撮影に挑んだ監督第二作。都会で暮らしていた男が亡き父の山小屋を受け継ぎ、自然の厳しさと美しさに触れながら生きる力を取り戻していく。豪華キャストによる演技合戦を、CGに頼らない荘厳な大自然が包み込む。

  • 春を背負って

    春を背負って

    制作年:2014年6月14日(土)公開

    日本映画史を支えた伝説的カメラマンであり、初監督作『劔岳 点の記』も絶賛を浴びた木村大作が74歳にして再び立山連峰での過酷な撮影に挑んだ監督第二作。都会で暮らしていた男が亡き父の山小屋を受け継ぎ、自然の厳しさと美しさに触れながら生きる力を取り戻していく。豪華キャストによる演技合戦を、CGに頼らない荘厳な大自然が包み込む。

  • 春を背負って

    春を背負って

    制作年:2014年6月14日(土)公開

    日本映画史を支えた伝説的カメラマンであり、初監督作『劔岳 点の記』も絶賛を浴びた木村大作が74歳にして再び立山連峰での過酷な撮影に挑んだ監督第二作。都会で暮らしていた男が亡き父の山小屋を受け継ぎ、自然の厳しさと美しさに触れながら生きる力を取り戻していく。豪華キャストによる演技合戦を、CGに頼らない荘厳な大自然が包み込む。

  • 北のカナリアたち

    北のカナリアたち

    制作年:2012年11月3日(土)公開

    東映創立60周年記念として製作されたヒューマンサスペンス。『告白』の著者・湊かなえの『往復書簡』に収録されている『二十年後の宿題』を原案に、『大鹿村騒動記』『闇の子供たち』の阪本順治監督が20年前に起こった“ある事故”の謎に翻弄されるひとりの女性の姿を描く。吉永小百合ほか、柴田恭兵、里見浩太朗ら豪華俳優陣が名を連ねる。

  • 劔岳 点の記

    劔岳 点の記

    制作年:2009年6月20日(土)公開

    数々の名作を手掛けてきた名カメラマン、木村大作の初監督作。原作は「八甲田山 死の彷徨」「武田信玄」などで知られる新田次郎の同名小説。前人未到の山、剣岳山頂に命賭けで挑んだ測量隊の勇姿を通して、日本人の魂を描き出す。実際に山に登って収めた雄大な景色、浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオルら、豪華俳優陣の共演にも注目を。

  • 劔岳 点の記

    劔岳 点の記

    制作年:2009年6月20日(土)公開

    数々の名作を手掛けてきた名カメラマン、木村大作の初監督作。原作は「八甲田山 死の彷徨」「武田信玄」などで知られる新田次郎の同名小説。前人未到の山、剣岳山頂に命賭けで挑んだ測量隊の勇姿を通して、日本人の魂を描き出す。実際に山に登って収めた雄大な景色、浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオルら、豪華俳優陣の共演にも注目を。

  • 劔岳 点の記

    劔岳 点の記

    制作年:2009年6月20日(土)公開

    数々の名作を手掛けてきた名カメラマン、木村大作の初監督作。原作は「八甲田山 死の彷徨」「武田信玄」などで知られる新田次郎の同名小説。前人未到の山、剣岳山頂に命賭けで挑んだ測量隊の勇姿を通して、日本人の魂を描き出す。実際に山に登って収めた雄大な景色、浅野忠信、香川照之、松田龍平、仲村トオルら、豪華俳優陣の共演にも注目を。

  • 単騎、千里を走る。

    制作年:2006年1月28日(土)公開

    『初恋のきた道』『HERO』のチャン・イーモウ監督と高倉健がタッグを組んだヒューマン・ドラマ。断絶した父子関係に悩む主人公が、息子に代わり訪れた中国で出会った人々との交流から、家族の絆や心の触れ合いの大切さに気づいていく。高倉健の情感豊かな名演が胸に染みいる感動作だ。

  • ゴジラFINAL WARS

    制作年:2004年12月4日(土)公開

    今年、誕生50周年を迎えた日本が世界に誇る怪獣“ゴジラ”。そのシリーズ最終章が到着した。有終の美を飾るべく鬼才、北村龍平監督がメガホンを取り放つバトル・シーンは迫力満点の仕上がり。日本を代表するトップ・クリエイターにより生み出されたメカと、甦った怪獣キャラたちも注目だ。

  • 陽はまた昇る

    制作年:2002年6月15日(土)公開

    NHK『プロジェクトX』でも取り上げられた“ベータ対VHS戦争“の裏側を、日本ビクター側の奮闘を中心に描き出す再現ドラマ。劣勢状態から一気逆転に賭ける男たちの情熱を謳い上げる。

  • ホタル

    制作年:2001年5月26日(土)公開

    「鉄道員〈ぽっぽや〉」の降旗康男監督と高倉健が再タッグを組んだ人間ドラマ。特攻隊の生き残りである漁師が昭和の終焉に直面。不治の病に侵された妻とともにある“旅”に出ることを決意する。

  • 鉄道員〈ぽっぽや〉

    制作年:1999年06月05日(土)公開

    浅田次郎のベストセラー小説を映画化した、高倉健5年ぶりの主演映画。廃線の決まった小さな駅の老駅長が、ある少女に出会い、魂を洗われる様を描く。広末涼子ら共演者も豪華!

  • おもちゃ〈1999年〉

    制作年:1999年1月15日(金)公開

    「忠臣蔵外伝・四谷怪談」以来、4年ぶりとなる深作欣二の新作。昭和30年代の京都・花街を舞台に、舞妓になることを夢見る少女の成長ドラマがエネルギッシュなタッチで綴られる。

  • 時雨〈しぐれ〉の記

    制作年:1998年11月14日(土)公開

    20年ぶりの再会でゆらゆらと立ち上がる中年男女の恋の炎。「恋人たちの時刻」の澤井信一郎が、誰しも思い当たる普遍的な恋情の微細なニュアンスを、丁寧な演出で浮き彫りにする。

  • 誘拐〈1997年〉

    誘拐〈1997年〉

    制作年:1997年06月07日(土)公開

    ロス市警帰りの藤一郎は、ベテラン警部の津波浩とコンビを組むことになる。その矢先、誘拐事件が発生。FBI仕込みのプロファイリングで犯人像に迫ろうとする藤。一方、ガンに冒されていることを隠す津波も執念を燃やし、残り少ない命をこの事件に懸けていた。その後、犯人グループは、身代金3億円と受け渡しをテレビ中継することを要求、指定された運搬役は心筋梗塞で倒れてしまう。次に指定された運搬役も力尽きてしまう。その時、「これは公開殺人だ」とつぶやいた津波が3億円を持って山根の代わりに走りだす。一体、犯人の真の狙いは? 渡哲也、永瀬正敏の共演によるヒューマン・サスペンス。城戸賞を受賞した森下直の脚本を、新“ゴジラ”シリーズを手掛けてきた大河原孝夫が映像化。誘拐事件とその裏に隠された企業の巨悪を、二転三転のストーリー展開の中に描き出す。身代金受け渡しのシーンでは、日本映画撮影監督協会の応援によって21台のカメラが同時撮影を行い、史上空前の東京ロケーション撮影が敢行された。結末のサプライズは凄い。

  • わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語

    わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語

    制作年:1996年10月19日(土)公開

    詩人で童話作家の宮沢賢治の生涯を生誕100年を記念し映画化。宗教や農業、自然や芸術と幅広い活動に打ち込みながら37年という短さで幕を閉じてしまった生涯を、彼の童話から喚起される映像を織り込んで、ファンタジックに描く。明治29年、岩手県・花巻で質屋と古着商を営む裕福な家庭の跡取り息子として生まれた宮沢賢治は、盛岡高等農学校を卒業する頃から、父・政次郎と宗教観をめぐり対立するようになる。また同じ頃、保阪嘉内という文学仲間ができ同人誌『アザリア』を発行して、創作を始めていた。数年後、父との信仰の対立から家出をした賢治は、上京して宗教団体・国柱会に入信、布教活動のかたわら童話創作に力を注いでいた。しかしその夏、最愛の妹・トシが結核で倒れてしまうのだった。東映が配給した本作に対して、同時期、松竹が「宮澤賢治 その愛」を配給して話題となった。

  • 遺産相続

    制作年:

    下町の中小企業の社長が急死。遺産は想像以上に多く50億円を超え、それには遺書がないため法律通りに分配されることになる。この会社を大きくしたのは専務の喜久恵だったが、内縁の妻であるため彼女に遺産が入って来ないと知り……。内縁の妻と本妻の遺産をめぐる闘いを緊張感をはらんでリアルに描いていく。

  • 略奪愛

    制作年:

    京都府下で実際に起きた事件をモデルに、親友の夫を奪い取る女の激しい愛をスリリングに描いた愛憎ドラマ。高校時代の先輩、由美の婚約者に横恋慕したヒロイン妙子は、二人が結婚したあとも日に日にその思いを強くしていき……。ニューウェーブやくざ路線に定評の梶間俊一が久々に“女“を描いた異色作。

  • 赤い月

    制作年:

    【母として女として 激動の時代を生き抜く】 なかにし礼の実母をモデルとした同名小説を映画化。第二次大戦下に満州に渡り、激動の時代を生き抜いたひとりの女性の半生を描く。邦画初の中国東北部ロケを敢行した壮大な映像が、ヒロインの情熱的な姿をドラマチックに映し出す。男を魅了する女としての艶やかさ、我が子を守ろうとする母としてのたくましさを体当たりの演技で表現した常盤貴子の熱演が光る。

  • 霧の子午線

    制作年:

    高樹のぶ子の同名小説をもとに、強い絆で結ばれた女性二人の友情と愛の葛藤を描く岩下志麻と吉永小百合の初共演作。クローン病という難病に冒された沢田八重は、ちぎり絵師として第二の人生を送るため、学生時代の親友・鳥飼希代子のいる函館にやってきた。40代を迎えた二人は大学時代からの友人で、学生運動のリーダー・淡路新一郎をともに愛し、希代子は未婚の母となっていた。再会を喜ぶ二人だが、希代子は息子・光生が、死んだことになっている父親が生きているとの噂を聞き真実を問いただしてくるという悩みを打ち明け、八重に新一郎の

  • 憑神〈つきがみ〉

    制作年:

    【3人の災いの神様がツキを呼ぶ(!?)時代活劇】 『鉄道員<ぽっぽや>』の名コンビ、小説家・浅田次郎と名匠・降旗康男が再びタッグを組んだ幕末人情時代劇。ひょんなことから3人の憑神を引き寄せてしまったしがない下級武士が、彼らに立ち向かっていく姿を軽妙なタッチで描き出す。人間味あふれる神様たちとの丁々発止の会話を繰り広げる主演の妻夫木聡が、ツイてない男の悲哀をコミカルに表現している。

  • 劔岳 撮影の記 -標高3000メートル、激闘の873日-

    制作年:

    【映画『劔岳 点の記』のドキュメンタリー】 日本映画界を代表するキャメラマン・木村大作が初監督に挑戦し、日本地図完成のために、未開の地・劔岳を命懸けで目指した測量師たちの姿を描いた『劔岳 点の記』。本作は6月に公開され、今なおロングラン上映が続くヒット作となった映画の舞台裏に迫るドキュメンタリー。映画のクランクイン前から木村監督に密着し、完成までの過酷な2年間を捉えていく。

  • ロボフレンド

    制作年:

    父の仕事で日本に滞在するアメリカの少女の孤独を慰めるために、日本の天才エンジニアが作った万能ロボット。帰国の時が来ても少女は彼と別れられず、一緒に逃げてしまう。それを追う警察と悪徳科学者たち。夢と冒険がいっぱいの感動編。

  • わが愛の譜 滝廉太郎物語

    制作年:

    『花』『荒城の月』などの名曲を生み出し、23歳10ヵ月という若さでこの世を去った滝廉太郎の没後90年を記念して作られた伝記映画。東京音楽学校でピアニストを志すが挫折、それでも音楽への情熱を捨てず、ドイツに留学。そんな彼の青春を憧れの女性ピアニスト・中野ユキとの恋模様を軸に描き出していく。

  • 阿寒に果つ

    制作年:

    天才画家ともてはやされた18歳の娘が、自己陶酔に溺れ、やがて自ら死を選んでいくまでを描いた青春映画。セリフのクサさはちょっとやりきれないが、五十嵐じゅん(現・淳子)の清々しい魅力や、彼女と二宮さよ子とのレズ・シーンなどが清冽に映像化されている。

  • 天国の大罪

    制作年:

    人種のるつぼと化した近未来の東京を舞台に、女検事からマフィアの情婦へと、流転の道を歩む一人の女を描いたラブ・サスペンス。主役の衣畑遼子に、吉永小百合が扮し、母親役からアクションまで、多彩な演技を披露しているが、相手役の松方弘樹との組み合わせは今一つピンとこない。もう一人の相手役、チャイニーズ・マフィアに扮したオマー・シャリフは、演技自体は重厚だが、吉永とのコンビでは、年齢差がありすぎた。当初、これは「華の乱」(1988)のすぐあとに、松田優作と吉永の共演作として企画された作品だったが、松田の急死でかなわなかった。

  • 姐御〈1988年〉

    制作年:

    田五郎の『女侠客』をもとに、目の前で愛する夫を殺された女が、自らも極道の世界に身を落とし、復讐をする姿を描き出した女性ヤクザ映画。主演は「化身」で映画デビューした黒木瞳。監督は「冒険者カミカゼ」以来、7年ぶりにメガホンを取った鷹森立一。個性的な役者陣が脇を固めたが、特に黒木の脱ぎっぷりが際立った。

  • 野獣死すべし 復讐のメカニック

    制作年:

    大藪春彦原作、須川栄三監督による「野獣死すべし」から15年を経た続編。天才的な頭脳と精悍な肉体を持つ伊達邦彦。12年前に会社を倒産させ、父を死に追いやった者への伊達の復讐が始まる……。ハード・バイオレンス・アクション作。

  • 姿三四郎〈1977年〉

    制作年:

    1943年黒澤明、1955年田中重雄、1956年内川清一郎、1970年渡辺邦男に続き、5度目の映画化。今回は姿三四郎が矢野正五郎に弟子入りしてから、桧垣源之介を倒す正編と、源之介の弟・鉄心と源三郎を倒すまでの続編が、オールスターキャストで一挙に描かれる。

  • 極道の妻〈おんな〉たち 最後の戦い

    制作年:

    関西の広域暴力団が跡目相続で真っ二つに割れ、5年にも及ぶ激烈な長期抗争のさなか妻(おんな)たちにもその波が及んで……。人気シリーズの第4作。今回は妻同士が契りを結ぶ“盃“ごとや、拳銃を握っての妻の殴り込みなど大胆なシーンを盛り込んで、妻たちの心情と行動をダイナミックに描き出す。

  • 魔の刻

    制作年:

    受験の失敗に悩む息子を愛するがあまり、彼を男として受け入れてしまった母が、息子との愛を清算し自立していくまでを描く、禁断の母子相姦をテーマにした社会派のドラマ。岩下志麻自らが母親役を希望、母としての微妙な心理を見事に演じきる。

  • 小説吉田学校

    制作年:

    1940年代末期から1950年代半ばに至る日本の保守政界の主要人物をほぼ全員登場させて、スケール豊かに描く政界群像劇。保守政治の大きな流れを作り上げた吉田茂を中心に、鳩山一郎・池田勇人・佐藤栄作・田中角栄・宮沢喜一らの姿が描かれる。

  • 極道の妻〈おんな〉たち 三代目姐

    制作年:

    関西を中心とする大暴力団・坂西組三代目組長の妻・葉月。三代目が死に、空席となった組長の座をめぐって幹部たちが争い始めた。全国に1万5千人の構成員を擁する大世帯の“姐“である葉月は内部抗争を収めんと懸命に努力するが……。家田荘子の原作をベースに、今回も様々な妻たちの苦悩の日々を描く。

  • 聖職の碑

    制作年:

    大正2年の夏。小学校の先生と生徒たちが中央アルプス登山中に暴風雨に見舞われ、ゴザで囲われただけの山小屋に避難することに。だが、ある生徒がパニック状態に陥り逃げ出してしまう。連鎖反応から生徒全員が危険な状況にも関わらず下山を試み、校長までが命を落とす惨事に……。本作公開前年の「八甲田山」と同じ原作者と監督が組んだ作品だが、こちらはよりヒューマニズムに焦点を当てた仕上がり。

  • 花園の迷宮

    制作年:

    第32回江戸川乱歩賞を受賞した原作を、「白蛇抄」「花いちもんめ」の鬼才・伊藤俊也が映画化。横浜の豪華な洋館ホテル“福寿楼”。この迷宮を思わせるホテルの中で連続殺人事件が起こるミステリー。島田陽子、内田裕也をはじめとしたキャスト陣も豪華。

  • 寒椿〈1992年〉

    制作年:

    昭和初期の高知。博打狂いの父のために陽暉桜に売られた芸妓、牡丹をめぐる人間模様を、高知を二分する激しい選挙戦を絡めて描く。「鬼龍院花子の生涯」「夜汽車」などでおなじみの宮尾登美子の原作の映画化。南野陽子が牡丹役をまさに体当たりの演技で演じる。

  • 海峡

    制作年:

    およそ30年の間、日本のビッグ・プロジェクトといわれた青函トンネル工事に携わった人々の人生を、青函トンネル技術調査団員の阿久津を中心に描いた作品。東宝創立50周年記念作品で、自然と技術との対立のドラマを丁寧な演出でみせてくれる。

  • 時雨の記

    制作年:

    吉永小百合と渡哲也が日活時代の「愛と死の記録」以来、実に29年ぶりの共演を果たしたラブ・ストーリー。大手建設会社の重役・壬生が、若き日に見初めた華道教授・多江と偶然再会し、妻子がいる身にも関わらず熱い恋の炎を燃やす。壬生の強引とも思えるアプローチによって慎ましい逢い引きを重ねる二人だったが、壬生が心臓病の発作に襲われてしまい……。激しい切迫感に駆られるように一方的に求愛する男と、それを戸惑いながらもひたむきに受け入れる女を、主役二人が圧倒的な吸引力をもって体現。また二大スターの熱演に応えた澤井信一郎監督が、鎌倉・京都といった古都の美しい日本情緒を盛り込み、不倫ドラマらしからぬ清々しさに満ちた純愛劇に仕上げている。

  • 金田一耕助の冒険

    制作年:

    今やマスコミの売れっ子となり、等々力警部とのコンビでCMにも出たりしている金田一耕助が、唯一真犯人を突きとめることができなかった事件に再び挑む、という“金田一耕助”シリーズの番外編。テレビで同役をやった古谷一行が金田一耕助を演じる。

  • 日本一短い「母」への手紙

    制作年:

    母親への様々な思いを込めた手紙を1冊の本にまとめた、同名のベストセラーを映画化。秀作の中の1編で30字の短い手紙をモチーフに、一つの家族のドラマを描く。18年前に両親が離婚。母親は家族を捨て男の元へと走り、服飾デザイナーの真紀と大学生の宏の姉弟は男手一つで育てられた。そんな生活を送る中、父親が急死。真紀は自分の気持ちをワープロに綴り、それを見た宏はこの手紙を“日本一短い「母」への手紙コンテスト”に応募。そして、作品が秀作に選ばれたのを機に宏は母親探しを始める……。

  • 極道の妻〈おんな〉たち 危険な賭け

    極道の妻〈おんな〉たち 危険な賭け

    制作年:

    日本の極道界のトップ坂松組では、4代目の跡目争いで舎弟頭の佐渡拓磨と海原泰明の両者が対立。“北陸の女帝”と呼ばれる洲崎組組長の洲崎香矢は、借金を抱えて分の悪い佐渡に資金を提供し味方に。ところが、これがもとで、夫の弟分である神鳥組組長・神鳥亮平と対立してしまう。その頃、香矢を姐と慕う神鳥の妻・静尾の実弟で刑務所から出て来た新が、挨拶に香矢の家を訪れる。そこで新と香矢が溺愛する一人娘の香織は惹かれ合うが、やがて洲崎組と神鳥組の抗争が激化し……。工藤静香が香織を熱演。

  • 居酒屋兆治

    居酒屋兆治

    制作年:

    山口瞳のベストセラーが原作。函館で居酒屋“兆治”を営む村野英治と女房の茂子。英治にはかつて、さよという恋人がいて、今は牧場主のもとに嫁ぎ幸福に暮らしているはずだった。ところが、ある日突然、開店前の“兆治”に顔を出す……。本筋と並行して描かれる“兆治”に出入りする人々のキャラクター描写も秀逸。

  • 極道の妻〈おんな〉たち 赫い絆

    制作年:

    シリーズ第8作は、大阪のヤクザ一家に生まれ育った生粋の“極妻”が主役。組長の老父の引退とともに、跡目を継いだ若頭補佐と結婚して、組の姐となった堂本きわ。彼女をめぐって、夫、組内の極道、その妻たちとのあつれき、巨大な事業利権に絡んだ敵対組織との抗争、企業との駆け引きが繰り広げられる。その濃厚にして華麗な対立劇と愛憎劇を締め括るのは、きわの“決着は、わてがとらしてもらいます”の決め台詞。

  • 新・極道の妻〈おんな〉たち 惚れたら地獄

    新・極道の妻〈おんな〉たち 惚れたら地獄

    制作年:

    生命を賭けた行動に出る“極妻”の戦いを、緊迫感たっぷりに描く。病床の組長に代わって、大阪、ミナミの御蔵組を仕切る妻の芙由は土地開発に便乗し、組の地位を固めようとする。だが、敵対する侠和会がこれを阻止せんと暗躍。御蔵組の組長、幹部が次々と殺され、芙由の身にも危険が迫る。

  • 日本沈没〈1973年〉

    日本沈没〈1973年〉

    制作年:

    ミリオンセラーとなった小松左京の同名小説を黒澤明の愛弟子・森谷司郎監督と円谷英二の愛弟子・中野昭慶特技監督ががっぷり四つに組んだ特撮スペクタクル映画の超大作。小笠原諸島の小島が一夜にして海底に没し、調査に向かった深海潜水艇は、海底に異変が起きているのを発見する。政府は学者を招集するが、楽天的な学者のなかにあって一人の学者が日本沈没説を主張する。彼の主張を裏づけるように日本列島に次々と異変が……。当時の価格で製作費5億円(うち特撮費は2億5千万円)をかけた超大作で、興行的にも日本映画では初めて配収で20億円の大台に乗る大ヒットを記録した。特撮映画の新しい方向性を示した記念碑的作品。

  • 華の乱

    華の乱

    制作年:

    大正時代、愛に芸術に命を燃やした男たち、女たちを豪華キャストで描く。晶子は何もかも捨てて、歌の師・与謝野鉄寛と結婚した。しかし年が過ぎ彼女が11人の子持ちになった頃、鉄寛はすっかり無気力になっていた。そんなある日、晶子は作家・有島武郎に出会い、ひかれていく。他にもアナキスト・大杉栄、女性社会運動家・伊藤野枝、近代演劇の巨星・島村抱月、スター女優・松井須磨子など歴史を彩った人物が次々登場。

  • 青葉繁れる

    制作年:

    井上ひさしの半自伝的小説を岡本喜八が監督した明朗な青春映画。1950年代の話を、当時の視点でアレンジしている。女を強姦することばかり考えている名門校の落ちこぼれ4人組の物語だが、印象は骨っぽく、カラッと明るい。主人公たちが純愛を捧げ、現実からスクリーンに越境するヒロインのモデルは若尾文子。

  • 女帝 春日局

    女帝 春日局

    制作年:

    徳川300年の歴史の中で初めて天皇から“局”の称号を授かり、一代で“女帝”の名を欲しいままにした、春日局の生涯を描いた大作。権力闘争の真っ只中をしぶとく這い上がっていく一人の女のすさまじいまでの生きざまを十朱幸代が熱演。当時の資料をもとに見事に再現された江戸大奥のセットが圧巻だ。

  • 新・極道の妻〈おんな〉たち 覚悟しいや

    新・極道の妻〈おんな〉たち 覚悟しいや

    制作年:

    北大路欣也を相手役に迎えた、岩下志麻の女極道もの第6作。千之崎組組長の妻、野木安積は、3年ぶりに刑務所から出所する。彼女は、夫が大阪の淡野組の言いなりになっているのに失望し、活路を求めて香港へ。そこで、殺し屋・花杜と知り合い、二人は激しく燃えた。だが、花杜は安積の夫を殺害。この殺しを、裏で操っているのが、義妹の千尋だと知った安積は……。

  • 夜叉

    制作年:

    今は漁師となって、家族とともに幸福に暮らす元ヤクザの男が、飲み屋の女の妖しい魅力に惹かれ、そのヒモのヤクザの存在によって再び暴力の世界に引き戻されていく様子を描いた人情アクション。わがままなヒモのヤクザにビートたけし、飲み屋の女に田中裕子が扮して、それぞれ好演。

  • ブルークリスマス

    ブルークリスマス

    制作年:

    世界の各地でUFO目撃者が続出、目撃者の血は青色に変わるという噂が飛びはじめる。特殊部隊勤務を任命された国防長参謀本部の沖は、自分の恋人からUFOを見たことを告白され、そして恐るべき展開へ……。倉本聰脚本による日本では珍しいSFロマン。岡本喜八監督のユニークな視点が楽しめる快作にして怪作。

  • 火宅の人

    火宅の人

    制作年:

    長年温めていた企画を、深作欣二が思いのたけをぶつけて映画化。自らがファミリー・アクション映画というように、文芸作とは思えないほどのテンポとスピード感あふれる上質の人間ドラマとなり、興行的にも好成績を残した。先妻に先立たれた桂一雄は、ヨリ子を後妻に。けれども、子供が障害児になってから妻は怪しげな宗教に凝りだす。一雄は新劇女優の恵子の虜となりアパートで同棲するが、恵子の浮気のため喧嘩がたえない。東京を逃げ出した一雄は旅先で薄幸の女と知り合う……。放浪の作家・檀一雄の名作を雄大な風景をバックに撮影。

  • 駅・STATION

    駅・STATION

    制作年:

    人と人とのめぐり会いを、駅に停車する列車にたとえ、オリンピックのピストル競技選手でもある刑事と3人の女の宿命的別離を描いた、3部からなる作品。脚本家の倉本聰が、「冬の華」に続いてあえて高倉健のために書き下ろしたもので、彼の感情を秘めた“間”の表情が生かされる。

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