
ジェリー藤尾
ジェリー藤尾 出演映画作品
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まっぴら社員遊侠伝
制作年:
「悪党社員遊侠伝」「昭和元禄ハレンチ節」に続く“松竹ハレンチ喜劇“ものの第3作。下着のトップメーカーの名うての4人のハレンチ社員たちは、社の重役陣が全員二号を囲っていることを知り、本妻と二号たちを利用して金もうけをたくらむ。ピカレスク的な味わいを持つ作品。
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「サクゴエ」
制作年:
【屋上での謎の男との出会いが、人生を変えた。】 人生をあきらめ、死を決意した男の前に現れた謎の男。ふたりは行動を共にしながら、それぞれの過去と向き合っていく。俳優の弓削智久が脚本を執筆し、主演と同時に脚本家デビューを果たす。『運命じゃない人』の中村靖日がダブル主演として弓削と息のあったコンビを見せる。シンプルな物語の中に登場人物たちのドラマが生きる構成が秀逸。
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忍邪
制作年:
【バイオテロを題材にした新感覚の時代劇】 戦国時代を舞台に、伊賀の忍者が企んだバイオテロをサスペンスフルに描いた時代劇アクション。『巌流島』の千葉誠治がメガホンを執り、『どろろ』などのアクションコーディネーターを手掛けた下村勇二も参加。主演はTVドラマ『水戸黄門』で格さんを演じる合田雅吏が務め、虎牙光揮や柏原収史など個性豊かな面々が共演。新感覚の時代劇をぜひ劇場で!
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KING GAME
制作年:
【人気漫画家、江川達也が再び映画監督に挑戦】 『東京大学物語』以来、4年ぶりに江川達也がメガホンを執った。合コンなどでおなじみの王様ゲームを江川流に描いた本作では、密室に監禁され、理不尽に王様ゲームを強いられる10人の男女の、欲望渦巻く様々な人間ドラマが繰り広げられていく。10人のキャストには石田卓也、芦名星ら若手のほか、窪塚俊介、山本浩司ら個性派も顔を揃える。
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若き日の次郎長 東海道のつむじ風
制作年:
仲間の危機に甲府へかけつけた次郎長一家は、甲府勤番支配・平垣三郎兵衛を抱き込んだ猿屋勘助の罠にはまり、召し捕らえられる。留守を預かる大政は、子分一党を引き連れて甲府へ乗り込む。マキノ雅広が若手をうまく使い、楽しい一編となった。
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悲しき60才
制作年:
坂本九と森山加代子の名曲がズラリと並んだ青春歌謡映画。ショー構成のクレジットに青島幸男の名前がある。ジェリー・ルイスのようなジェリー藤尾やダニー飯田とパラダイスキングが出てくるナベプロものの1本。
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都会の空の用心棒
制作年:
ビラまきを主な仕事とするちっぽけな会社のヘリコプターのパイロットが、殺人事件に巻き込まれて大活躍する。「紅の翼」や「天と地を駈ける男」などで高い評価を得た日活特殊撮影陣による航空シーンが最大の見せ場だが、マイトガイ・小林旭の骨身惜しまぬアクション・スターぶりも高く評価される。「拳銃は俺のパスポート」や「夜霧のブルース」など日活アクション史上に残る傑作を監督した野村孝としては、中級のできながら、的確なドラマ運びとスピーディなアクション処理で楽しめる作品に仕上げている。ジェリー藤尾がアイスピックを持った殺し屋役で、特異な個性をみせた。
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日本最大の顔役
制作年:
小林旭扮する主人公は、港湾都市を支配する組の三代目を襲名し、新興暴力団やヤクザ組織を次々に退けて勢力を伸ばしていく。長谷部安春監督の力作「広域暴力・流血の縄張」の姉妹編的な作品。バイオレンス描写などドキドキの展開で、最後はスカッとする。
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アワモリ君西へ行く
制作年:
「アワモリ君乾杯!」に続く坂本九の主演作。前作で予備校生だったアワモリ、大学のコンビも、社会人になっている。今回は、大阪支社に転勤を命じられた大学とともに、商売のコツを覚えるため大阪に向かったアワモリが、大学のいる轟商事の課長、高田の縁談に首をつっこんだことから起きる大騒動を描く。
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拳銃は掩のパスポート
制作年:
藤原審爾の小説『逃亡者』を野村孝監督、宍戸錠主演で映画化した日活アクションの傑作。殺し屋・上村は大田原組に雇われ島津組親分を射殺し、相棒とともに身を隠すが大田原は島津組二代目と手打ちを行ない相棒を血祭りにあげる。大田原の裏切りを知った上村は単身、島津や大田原らが待ち受ける埋立地に向かう。ラストの対決シーンにおける宍戸錠のバネのきいたスピーディーなアクションが見ごたえ十分。宍戸錠はこの年(1967年)には、「殺しの烙印」(鈴木清順監督)、「みな殺しの拳銃」(長谷部安春監督)そして本作品という3本の傑作に出演し、ハードボイルド・スターの第一人者としての貫禄を示した。
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アワモリ君乾杯!
制作年:
秋好馨の人気漫画の映画化。予備校に通っている、アワモリ九とカバ山大学は大の親友。二人はある日、小犬を拾うが、とても家では飼えない。その犬を抱いていった娘・加代子に一目惚れしたアワモリ。早慶大学生と偽って彼女と交際を始めるが……。坂本九のユーモラスなキャラクターが前面に出されている。
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嘘
制作年:
嘘にまつわるエピソードを綴ったオムニバス。4人のボーイフレンドとかけ持ちで付き合う短大生が真実の愛に目覚める「プレイガール」(増村)、愛人と縁を切るため芝居を仕組んだ社長を描く「社用2号」(吉村)、ある男が殺された事件の法廷で、彼をめぐる女たちの証言がくるくると変わって真相が薮の中となる「女体」(衣笠)の3話で構成されている。
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一心太助 男一匹道中記
制作年:
“男一匹道中記”とあるが、実は太助と恋女房お仲の新婚一周年・二人旅を描くてん末記。旅先で鯛の出荷を牛耳り、大もうけをたくらむヤクザと豪商の陰謀を知った太助が、持ち前の機転と行動力で立ち向かう。錦之助の魅力を最大限に生かした、沢島忠の代表的シリーズの最終作。
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偽大学生
制作年:
当時、文壇の若きリーダーだった大江健三郎の『偽証の時』を、脚本・白坂依志夫と監督・増村保造という大映の気鋭コンビが映画化した作品。学生運動で揺れるT大学歴史研究会に一人の新入生・大津彦一が加わる。リーダー・空谷の保釈運動にも彦一は積極的に参加し、メンバーの信頼を得るようになる。だが警官との乱闘で留置場に入った彼がニセ大学生であることをすでに警察側は見破っていた。やがて研究会の中にスパイ疑惑が発生し、一人だけ早く釈放された彦一がまず疑われる。猿ぐつわで椅子に縛りつけられた彼は発狂してしまう。同年の「日本の夜と霧」(大島渚監督)にも共通する、学生運動を扱った問題作。
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真田風雲録
制作年:
日本ではジャンルとして成立しなかったミュージカル映画だが、何本かは快作が作られている。マキノ雅広の「鴛鴦歌合戦」という今ではよく知られた時代劇ミュージカルもあるが、この「真田風雲録」はそのメチャクチャさかげんにおいて「鴛鴦歌合戦」にひけをとらない大爆笑の和製ミュージカル・コメディ。猿飛佐助をはじめとする真田十勇士の破天荒な暴れぶりを、忍術とギャグと歌で綴った痛快きわまりない一編。もとは舞台で上演されていた作品の映画化で、加藤泰は面白いと即座に引き受けて完成。あまりに突飛な出来で興行的には大失敗。紅一点・お霧(霧隠才蔵)を演じる渡辺美佐子が印象的。
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若き日の次郎長 東海一の若親分
制作年:
マキノ雅広監督・中村錦之助主演による“若き日の次郎長”ものの第2作。お蝶と祝言を済ませ清水港をあとにした次郎長一家は、秋葉の火祭りに乗り込み、人身売買で悪どく稼ぐドモ安らをやっつける。マキノ雅広十八番の題材だけにソツのない仕上がり。
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地平線がぎらぎらっ
制作年:
土居通芳監督、ジェリー藤尾主演による新東宝末期に狂い咲きしたアクション・コメディの佳作。刑務所の相部屋にビート族の新人が飛び込んでくるが、新人がダイヤの隠し場所を知っていると聞き全員が脱獄。苦難の末、隠し場所にたどり着くが……。
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次郎長と小天狗 殴り込み甲州路
制作年:
上州大前田の栄次郎は、小天狗と呼ばれる痛快な若者。彼は、旅に出された先で海老屋甚八の世話になることに。が、彼が留守中、武井のドモ安一味に甚八が殺され、栄次郎は責任を感じてドモ安一味を倒そうとはやる。それを知り、清水の次郎長一家が駆けつけるのだった……。マキノ雅広の痛快娯楽時代劇。
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銀座の恋の物語
制作年:
石原裕次郎、浅丘ルリ子主演、蔵原惟繕監督によるメロドラマの秀作。新進の画家、伴次郎は恋人、秋山久子との結婚を決意するが、久子は交通事故に遭って記憶を喪失してしまい、伴次郎の前から姿を消す。数年後ようやく久子を探し当てた伴次郎は、久子の記憶を取り戻そうと必死に努力を続けるが……。山田信夫と熊井啓の脚本は、久子の記憶を取り戻すまでの過程に二重、三重のひねりをきかせてあり、脚本構成の巧みさは心憎いばかり。この作品は「赤いハンカチ」で花開く裕次郎とルリ子のコンビによる一連のムード・アクションの前哨戦的な作品としても、興味深いものがある。
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