ジェーン・バーキン

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ジェーン・バーキンの詳細情報・プロフィール

生年月日

1946/12/14

出身地

アメリカ/カリフォルニア州

詳細

デヴッド・バーキン少佐と女優ジュディ・キャンベルの間に生まれ、何不自由ない少女時代を送る。17歳で舞台に上がり、19歳の時、リチャード・レスター監督の「ナック」(65)で映画デビュー。ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「欲望」(66)では、端役ながら自由奔放に性を楽しむモデル役を好演。続く、同監督の「太陽が知っている」(68)に出演し、本格的に女優の道を歩むことになる。

破天荒な私生活でも有名で、18歳の時、「007」シリーズの作曲家ジョン・バリーと結婚、娘ケイトをもうけるが、2年で離婚。67年にフランスに渡り、ピエール・グランブラ監督の「スローガン」で主役に抜擢される。また、カリスマ的な歌手・作曲家のセルジュ・ゲンズブールと熱烈な恋に落ち、彼の監督第一作「ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ」(75)に主演。ゲイの青年に愛されるために少年のような姿になり、屈辱的なセックスを受け入れる少女を演じて、激しい非難と賞賛を受ける。この映画で二人は主題歌も歌った。ジェーンの危ういロリータ的なルックスと、ハイトーンで囁くような歌声を活かそうと、その後ゲンズブールは多くの曲を生み出し、「想い出のロックン・ローラー」などのヒットを飛ばす。

71年にはシャルロットも誕生したが、12年間にわたったゲンズブールとの愛の生活は終わり、80年代初頭にジャック・ドワイヨン監督と出会って、82年には娘ルーをもうけた。スキャンダラスなイメージを払拭したいジェーンは、同監督の文芸作「ラ・ピラート」(84)などに出演、繊細で深みのある演技を見せて新境地を開いた。

シャルロットと共演した「カンフー・マスター！」(87)は自らの原作で、友人の女流監督アニエス・ヴァルダが監督。ヴァルダ監督はまた、「アニエスv.によるジェーンb.」(87)でジェーンの真実の魅力を伝えている。90年代に入っても、歌手活動を続けるとともに、ダーク・ボガードの娘を演じた「ダディ・ノスタルジー」(90)、ジャック・リベット監督の「美しき諍い女」(91)、「恋するシャンソン」(97)など秀作に出演。エルメスの“バーキン”は、もちろんこの人の名前から。

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