【月刊ローチケ】「『怪物事変』‐東京編‐」/富本惣昭インタビュー
古くから人間に紛れ、ひっそりと生活する怪物(けもの)たち。そんな彼らの生活や戦いを描いた「『怪物事変』‐東京編‐」で主人公・日下夏羽を演じるのは富本惣昭だ。「好きな作品の主演ができるという喜びやうれしさがありましたし、座長として完成度の高い舞台にしたいと思っています」。漫画を読んでいて、原作ファンでもある富本に、本作ならではの面白さについて聞いてみた。
【写真】舞台『怪物事変』‐東京編‐が9月上演決定! キャストに富本惣昭、和泉宗兵ら
■“半妖”夏羽を演じる富本「自分もこうなりたいな」
「登場人物の個性が強いので、誰にとっても共感できるキャラがいるんじゃないかなと。あと物語が進むにつれて、キャラクターたちが徐々に成長していくので、その姿は見ていてとても楽しかったです」。
富本が演じる夏羽は、血を持たない鬼・屍鬼(クーラー)と人間の間に生まれた半妖で、隠神 鼓八千に連れられて東京で暮らすことになる。富本は彼に対し「怖い」という印象を抱いたという。「純真さ故の怖さというか、最初に夏羽と出会ったのが隠神さんで本当によかったなって。物事の善悪がついていないからこそ、成長が早くて憧れましたし、自分もこうなりたいなと思いました。彼は感情が表に出るタイプではないので、舞台上ではちょっとした表情や動きで魅せていければと考えています」。
そんな富本が“お気に入りのキャラ”は、夏羽と同じく半妖で、隠神探偵事務所に所属する蓼丸織。作中では夏羽と共闘するシーンがあり、関わりも深い人物だ。「背伸びしているけど、おっちょこちょいなところがかわいいというか。今回の舞台でも織の過去や出生が明かされるんですけど、年上らしく振る舞おうとしている彼を見ていると、不器用ながらも頑張っている感じがして個人的にすごく好きですね」。
本舞台に出演する演者は「全員初めましての方」という富本が、“特に共演を楽しみにしているキャスト”について話してくれた。「全員楽しみなんですけど、誰か1人挙げるなら、隠神 鼓八千役の和泉(宗兵)さんですね。役柄的に絡みも多いですし、いろんな方から『(和泉さんは)お芝居が素敵な方だよ』といった話を聞いているので、早く稽古場で言葉を交わしたいなと思っています」。
■「“絶対にこの舞台は面白くなる”と僕自身も今から楽しみにしています!」
【公演概要】
「『怪物事変』‐東京編‐」
9月17日~27日 シアターH
■キャスト
富本惣昭 和泉宗兵 田中尚輝 大見拓土 國島直希 大湖せしる 遥りさ 弦間哲心 石飛恵里花 大滝樹 松井勇歩 山川ありそ
■原作:『怪物事変』藍本 松(集英社「ジャンプSQ.」連載中)
■スタッフ
総合演出:毛利亘宏
脚本・演出:鄭 光誠
アクション監督:栗田政明
振付:KOHMEN
音楽:はるきねる
舞台監督:横尾友広、松沢紀昭
美術:中西紀恵
音響:ヨシモトシンヤ(sacra sound)
照明:小野 健(NEXT・Lighting)
映像:橋本史織(stack pictures)
衣裳:永井省伍
ヘアメイク:古橋香奈子
特殊造形:林屋陽二、田中秀美、佐澤和樹(タフゴング)
演出助手:西谷智美
制作プロデューサー:宮崎詩子(エーディープロジェクト)
プロデューサー:總崎智章(ムービック)、矢田詩織(サンライズプロモーション)