【月刊ローチケ】 舞台『刀剣乱舞』陽伝 月と太陽と星々よ/松田昇大インタビュー
舞台『刀剣乱舞』(=刀ステ)シリーズの最新作が、11月~12月に前後編の2部作にて上演される。これまでの刀ステに登場してきた刀剣男士たちに加えて、鬼丸国綱がシリーズ初登場。「天下五剣」に数えられる名刀であり、霊妙な物語を持つことでも知られている刀剣男士だ。鬼丸国綱を演じる松田昇大に意気込みを聞いた。
【写真】舞台『刀剣乱舞』陽伝 初登場の鬼丸国綱も! ビジュアル&キャストなど一挙解禁
◆シリーズ初登場! 鬼丸国綱として挑む新境地
「出演が決まったときは、とても光栄に思うと同時に怯えました。長く愛されている作品の十周年記念特別公演で、共演者も先輩ばかり。絶対に良いものを届けなくては……と、プレッシャーを感じています。小烏丸役の玉城裕規さんは事務所の先輩で、“頑張ってね”と声を掛けていただきました。玉城さんが脚本・演出の末満健一さんにお会いした際“ウチの昇大をよろしくお願いします”と伝えてくださったそうなので、おそらく僕は相当しごかれるだろうなと覚悟しています(笑)。原案のゲームもプレイ中で、やればやるほど刀剣男士への情というか、愛着が湧いてきて。『刀剣乱舞』が愛されている理由を実感しています」。
今作は、2018年に上演された刀ステの公演「悲伝(ひでん)」と、読みを同じくする「陽伝(ひでん)」の副題を持つ。歴史上の人物・足利義輝(演:中河内雅貴)も「悲伝」に引き続き登場。義輝は刀剣・鬼丸国綱を所持していたという剣豪将軍だ。
「刀ステファンの方々の中には“鬼丸国綱が登場するのでは?”と予想されていた方も多くて、情報解禁された際は反響も大きかったです。鬼丸国綱が刀ステに登場する日をずっと待ってくださっていた方の期待も背負って立つのだと思うと、身が引き締まりますね。“悲伝”は映像で拝見したのですが、中河内さんのお芝居がとても素敵で殺陣の迫力もすごかったので、ご一緒できることが今から楽しみです。早く稽古に入って、先輩方からいろいろなことを吸収していきたい。僕は人見知りするタイプですけど、荒牧慶彦さんや染谷俊之さん、面識のある先輩もいらっしゃるので、徐々に近付いていけたら。同い年の後藤大とは、一緒に励んでいこうと約束しました」。
刀ステの魅力について、松田は「刀剣男士たちの葛藤に心が揺れ動いて、いつの間にかのめり込んでしまう。彼らには魂があるのだと肌で感じられるところ」だと語り、舞台を観劇した際は「刀剣男士によって殺陣の印象が全く違う」ことに圧倒されたと熱弁。
「ナイフや槍を持ったアクションは経験してきましたが、刀剣を持つのは今作が初めてです。殺陣をやりたいとずっと言い続けていました。こんなに素敵な作品で叶うとは! これまでは身が軽い役が多かったのですが、鬼丸国綱は重い殺陣をするイメージがあって。今までやったことのないような力強さがある殺陣を掴みたいなと思っています。今、がっつり基礎から殺陣を勉強中です。最初は足が絡まってしまうような状態でしたけど(笑)、ようやく足捌きも身に付いてきました。刀剣を握っていない左手の所作なども大事で、腰に当てるのか、それとも刀剣と逆方向に振るのかだけで見え方がかなり変わる。所作の一つひとつで美しさが決まるので、“天下五剣”の一振りとして美しくあらねばと思っています」。
芝居で得意とするのは「相手から受け取ること」と自己分析しつつ、「今作では自分からも思っていることを提示して、鬼丸国綱のような強い優しさを持ちたい」と意気込む。
「鬼丸国綱のことを一層好きになっていただけるように演じたいです。刀ステがさらに愛されるように頑張りますので、よろしくお願いします!」
(インタビュー・文:片桐ユウ)
舞台『刀剣乱舞』陽伝 月と太陽と星々よは、11月11日~11月29日東京・明治座、12月6日~23日大阪・新歌舞伎座、12月29日~31日東京・SGC HALL ARIAKEにて上演。
<プロフィール>
松田昇大/まつだしょうた:舞台『ヒプノシスマイク』で山田二朗役を演じて注目を浴び、その後も舞台『27-7ORDER-』、「HELI-X」シリーズなど多くの作品に出演する。
プチ質問
Q.手土産を選ぶポイントは?
A. まずは自分が食べたいもの。その中で、稽古や舞台の時に食べても支障のないもの、喉が乾かないしっとりしたものを選ぶようにしています。
※構成/月刊ローチケ編集部 9月15日号より転載
掲載誌面:月刊ローチケは毎月15日発行(無料)
ローソン・ミニストップ・HMVにて配布
【公演概要】
舞台「『刀剣乱舞』陽伝 月と太陽と星々よ」
■脚本・演出 末満健一
■出演
三日月宗近:鈴木拡樹
山姥切国広:荒牧慶彦
鬼丸国綱/鬼丸国綱 崩壊:松田昇大
薬研藤四郎:北村 諒
燭台切光忠:東 啓介
加州清光:松田 凌
歌仙兼定:和田琢磨
陸奥守吉行:蒼木 陣
蜂須賀虎徹:後藤 大
へし切長谷部:和田雅成
小烏丸:玉城裕規
鶴丸国永:染谷俊之
山姥切長義:梅津瑞樹
足利義輝:中河内雅貴
他
■日程・劇場
【プレビュー】2026年11月10日 明治座
【東京】11月11日~11月29日 明治座
【大阪】12月6日~12月23日 新歌舞伎座
【東京凱旋】12月29日~12月31日 SGC HALL ARIAKE