藤原紀香「再びあなたのハートを頂戴いたします」初演から約2年半、舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』インタビュー
初演後も交流を重ねてきた、長女・泪を演じる高島礼子、三女・愛を演じる剛力彩芽。3人の関係性が深まったことで生まれる、舞台上での距離感にも注目したい。「やはり三姉妹の絆は強いですね。初演後も、まるで本当の三姉妹のように一緒に過ごしてきましたから。礼子姉さんはクールビューティーに見えて、実は天然で(笑)。本当にあたたかく、現場にいてくださるだけで安心できる、まさに泪姉さんのような方です。そして彩芽ちゃんは、どんどん新しいことを提案し、吸収していく、本当にかわいい妹です」
剛力は、2人の“姉”と時間を重ねたことで、関係性にも大きな変化があったようだ。「彩芽ちゃんが『時間を重ねて、いい意味で遠慮がなくなりました』と話してくれました。最初は私たち姉役2人に緊張していたそうなのですが、今ではすっかり打ち解けてくれてうれしいですね。稽古場でも本当の妹のようにかわいくて、ついずっと顔を見てしまうくらいです」そう話す藤原は、まるで本当の姉のような柔らかな表情を見せた。
■宙乗りは「お客さまと目が合うのが楽しい!」
舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、岩崎う大(かもめんたる)が脚本、河原雅彦が演出・共同脚本を手がける。華やかな衣裳やアクション、杏里の名曲に乗せた歌やダンス、ショーや謎解きに加え、ラブコメディーや家族愛を軸にした人間ドラマも描かれ、舞台ならではのエンターテインメントの魅力にあふれた作品だ。中でも注目したいのが、藤原が披露する宙乗りである。
「私の家族もよく宙を飛んでいますが(笑)、まさか私まで劇場で飛ぶことになるとは思いませんでした。高いところは、どこまででも大丈夫です。以前、海外映画の撮影で、建設中の44階建てのビルに設置された、クレーンで吊られたガラス板の上に乗り、アクションシーンを撮影したこともありますので(笑)。宙乗りは爽快ですし、お客さまと目が合い、皆さんのお顔を存分に見ることができるので、ワクワクします」
■11月、関西で果たすお客さまとの約束
約2年半前、明治座での公演中に「関西でやってくれへんの?」という声を多く寄せられたという藤原。今秋、故郷・関西で上演できる喜びはひとしおだ。「『もちろん、やりたいです!』とお答えしていただけに、その約束を果たせることがとてもうれしいです。関西のお客さまは、面白ければ素直に笑ってくださいますし、その感情が舞台上にもよく伝わってきます。私にとっては、それがとても心地よいんです。ホームで演じられる幸せを感じながら、愛とエネルギーにあふれたこの作品を、皆さまに存分に楽しんでいただけるようお届けしたいと思います。新歌舞伎座でお待ちしています!」
(取材・文:桃井麻依子 写真:河上良)
舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』は、11月1日まで東京・明治座にて上演。11月14日~23日大阪・新歌舞伎座にて上演。
【公演概要】
舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』
9月26日~30日:福岡・博多座
10月9日~11月1日:東京・明治座
11月14日~11月23日:大阪・新歌舞伎座
◆出演
藤原紀香
剛力彩芽
崎山つばさ
上山竜治
長谷川初範
川久保拓司
佃井皆美
新谷姫加
美弥るりか
高島礼子
◆原作
北条司「キャッツ▽アイ」(コアミックス)※▽はハートマーク
◆脚本
岩崎う大(かもめんたる)
◆演出・共同脚本
河原雅彦
【公式サイト】https://meijithecatseye.com/
【公式X】@meijithecatseye