春先の心身の疲れ“春ダル”に注意! 大腸の健康状態が関係も【春先の不調に関する実態調査】
■“春ダル”の対策をしない人が半数
次に「春先に心身の疲れやダルさを感じたり、気分が落ち込んだ時、何か対策をしますか」と尋ねたところ、「特に対策をしない」と答えた人が23.5%、「ほとんど対策をしない」と答えた人が29.1%で、計52.6%の人が対策をしていないことがわかる。
“春ダル”を感じても半数以上が対策をしていない
なお、対策をしている人が行っていることは、「睡眠を十分にとる」が73.4%で最も多く、「運動をする」44.1%、「健康的な食事に気を付ける」41.3%が続く結果となった。
大腸に不調を抱える人では“春ダル”率が8割超に
また、“春ダル”を感じていない人は大腸が健康な状態の人が多いことも明らかに。アンケート結果を見てみると、「大腸に不調が『ある』」人では83.9%、「大腸に不調が『ない』」人では38.4%と、大腸が健康だと“春ダル”率が下がる傾向となった。
大腸の環境と幸福度
さらに、「現在、あなたはどの程度幸せですか」と聞き、「幸せ」または「どちらかといえば幸せ」と答えた人の割合を大腸の健康状態で比較したところ、大腸に不調がある人は56.0%だったのに対し、不調がない人は67.9%と11.9ptも高い結果に。大腸の健康が“春ダル”の対策になり、幸福度につながる可能性が示された。
これらの結果を踏まえ、小林メディカルクリニック東京院長・小林暁子先生は、春先は気温の寒暖差や環境の変化によりストレスを感じやすく、特に自律神経が乱れやすい時期であるとし、「腸内環境の改善においては、特に『大腸』を意識しましょう」とコメント。「普段からビフィズス菌が入ったヨーグルトを取り入れていただくことが実践しやすくおすすめです」と提案した。
【「春先の不調に関する実態調査」概要】
調査期間:2月17日(金)~2月20日(月)
調査対象:16歳~65歳の男女1000人
調査方法:インターネット調査