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堂本剛版から山田涼介版まで 歴代『金田一少年の事件簿』の“神回”といえば?

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『金田一少年の事件簿』の神回といえば? ※写真はイメージ
『金田一少年の事件簿』の神回といえば? ※写真はイメージ

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山田涼介

 なにわ男子の道枝駿佑が“5代目・金田一一”に扮(ふん)した『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)がスタートした。これまでKinKi Kidsの堂本剛に始まり、嵐の松本潤、KAT‐TUNの亀梨和也、Hey!Say!JUMPの山田涼介と、ジャニーズ事務所の中で脈々と受け継がれてきたこの役。原作コミックの連載開始から30年という月日が流れたこと以上の歴史を持ち、同時にいくつもの“事件”が積み重ねられてきたなかには“神回”と呼べるエピソードも少なくない。そこで過去の『金田一少年の事件簿』シリーズから、“神回”を5つピックアップして紹介していきたい。

【写真】堂本剛、松本潤、亀梨和也、山田涼介 歴代『金田一少年の事件簿』

■「オペラ座館殺人事件」(第1シリーズ第3話)

 まず『金田一少年の事件簿』といえば、このエピソードは欠かせない。原作コミックでは最初のエピソードとして描かれ、以後何度も惨劇の舞台として選ばれた孤島のホテル「オペラ座館」。そこで演劇部の合宿に同行したはじめ(堂本)と七瀬美雪(ともさかりえ)が、『オペラ座の怪人』に見立てた連続殺人事件に直面していくのである。

 部活動の合宿というシチュエーションによって“学園ドラマ”としての体裁を保ちながら、孤島という密室性の高いエッセンスが加えられる。そこに『オペラ座の怪人』というもうひとつの物語性がシンクロしていくのだから、1話完結のエピソードとしてはかなりの濃密さ。何といっても後半の解決編の演出は見応え十分で、原作とは異なる犯人の顛末(てんまつ)がかなりドラマチックなものになっている。

■「蝋人形城殺人事件」(第1シリーズ第7話・第8話)

 第1シリーズのクライマックスとして、初めて前後編構成で制作されたこのエピソードは、その作り込みの緻密さに目を奪われる。舞台となるのは日本に移築された中世ドイツの城、通称“蝋人形城”。その所有権をかけたミステリーナイトに参加することになったはじめと美雪、剣持勇(古尾谷雅人)の三人は、世界中から集まった一癖も二癖もある参加者たちと共に“レッドラム”の殺人ゲームに巻き込まれていく。

通称“蝋人形城”で事件に巻き込まれていく ※写真はイメージ
 登場人物たちを模した蝋人形に、城の内部の独特な空気感。原作から登場人物の設定をいくつか変更しながらも、そうした世界観づくりに欠かせない部分は変えず、かつ被害者たちの残忍な殺され方やバックグラウンドにある過去の事件まで再現。最後の最後で見られる『オーメン』のオマージュなど、最終回にふさわしいスケール感が保たれた後、はじめと美雪の微妙な関係を、ほほ笑ましいものに変えるオチの付け方も秀逸。

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