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17歳でデビュー、有村架純が30歳に 20代を写真とともに振り返る

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■『ひよっこ』で国民的女優に

 2017年にはヒロインを務めた連続ドラマ小説『ひよっこ』(NHK)がスタート。すでに知名度は充分にあったが、“朝ドラヒロイン”としてさらに幅広い層に知られ、国民的女優に。半年間、ごく平凡な女性ながらも、どんな逆境にもめげない谷田部みね子を演じて、日本中に勇気を与えた。みね子は、序盤では米農家の娘として茨城県で暮らしているという設定だったが、有村は役づくりのため、日に焼けたメイクをして、体重を増加させたことを明かしていた。

連続テレビ小説『ひよっこ』発表会にて(2016年)
 2018年には、ドラマ『中学聖日記』(TBS系)に主演。有村演じる中学校教師と、岡田健史(のちに水上恒司に改名)ふんする男子生徒との恋愛を描くという内容に、当初は否定的な声も多かったが、物語が進むにつれて、視聴者からの反響の声も大きくなっていった。

 2019年には『ひよっこ2』が放送され、みね子と、結婚した秀俊(磯村勇斗)らの2年後の姿が描かれた。この試写会に登壇した際の有村は、髪をばっさりカットし、軽やかなボブヘアにイメチェンしていた。

ドラマ『ひよっこ2』試写会にて(2019年)
 2021年には、『いつかこの恋を〜』の坂元裕二が脚本を務め、『映画 ビリギャル』の土井裕泰が監督した映画『花束みたいな恋をした』に菅田将暉とダブル主演。全国映画動員ランキングで公開から6週連続首位を獲得する快挙を達成した。

 なお、このときにクランクイン!では有村にインタビューしたが、デビューして10年の変化を問うと、「顔つきが変わった」と語っていた。「責任を感じることが増えてくると、どうしてもキリッとしてしまう。昔の写真を見ると、やっぱり柔らかい顔をしているんですよね。幼さから、一つ気持ち的に大人になったことの表れなのかもしれませんが、もう一歩先に進んだところで、また新しい柔らかい表情になれるのかもしれない」と、心境を語っていたのが印象的だった。

映画『花束みたいな恋をした』インタビューにて(2021年)
 昨年、2022年には、ドラマ『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系)に中村倫也と共に主演。4回司法試験に落ちた東大卒のパラリーガルという役どころ。しっかり者ながらも、時折見せる弱さを、緩急織り交ぜた演技で見せた。

 そして、30歳の年となる2023年には、『どうする家康』(NHK総合/毎週日曜20時)に出演中。今月23日には主演映画『ちひろさん』がNetflixで配信スタートし、全国劇場にて公開される。

 2010年、17歳の時に、ドラマ『ハガネの女』(テレビ朝日系)女優デビューした有村架純。こうして写真とともに振り返ってみると、本人の言うように、柔らかい20代前半の頃の顔つきから、より大きな責任を伴った表情に変わっていっているようだ。これから30代の彼女はどんな“顔”を見せてくれるのだろう。

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