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春ドラマはどれを見る? 期待の3作品を紹介

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■『だが、情熱はある』ジャニーズ主演でコント作家が芸人を描く

 超ネガティブだったり、自意識過剰だったりと、一見ダメと見なされる部分も、むしろそこが魅力的なのだと、背中を押してくれる。有名人にもそんな存在がいる。たとえば、どこかに闇を感じさせる芸人などが、まさにそう。なかでもオードリーの若林正恭と南海キャンディーズの山里亮太の、いっときは“じゃない方”と呼ばれた2人の存在は大きい。そんな彼らを主人公とした異色の青春ドラマが『だが、情熱はある』だ。

 この2人を主人公しているだけでも食指が動くが、極度に人見知りな超ネガティブ男こと若林をKing & Princeの高橋海人、被害妄想と嫉妬に狂う男こと山里をSixTONESの森本慎太郎と、ジャニーズの2人が演じるのもユニークで、すでに解禁されている予告編で見られる動きやしゃべりもイイ感じに仕上がっていて期待大。さらに春日俊彰には戸塚純貴、山崎静代には富田望生と、若手のうまい役者を持ってきていて、どんな相乗効果が生まれるかも楽しみだ。

 脚本を構成作家の今井太郎が担当していることにも注目したい。森本は、朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系/毎週月曜〜金曜5時50分)内で放送されたドラマ『泳げ!ニシキゴイ』でも、錦鯉の長谷川雅紀役と、すでに芸人役を経験済みだが、『泳げ~』で脚本を手掛けたのも今井。『あらびき団』(TBS)で放送作家としてデビューした今井は、『バナナサンド』(TBS)、『オクモリ監督』(フジテレビ)などを担当。芸人の座付き作家も担い、シソンヌ、渡辺直美、相席スタート、ニューヨークらのネタ作りに協力し、自身でコントライブも行う人物。構成作家ならではテンポに期待だ。

※高橋海人の高は正式には「はしごだか」

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■『ペンディングトレイン』極限下で浮かび上がる人間ドラマ

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