ドラマ『WATER BOYS』放送から20年 “シンクロ同好会”メンバーら豪華キャストたちの今
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5月に関東ローカルで再放送され、改めて注目を集めたドラマ、『WATER BOYS』(フジテレビ系)。2001年に妻夫木聡主演で劇場公開され大ヒットを記録した映画『ウォーターボーイズ』の2年後を描いたこのドラマにも、当時はまだまだ若手だった人気俳優たちが多数出演していた。ここでは、2003年に放送されたドラマ『WATER BOYS』で瑞々(みずみず)しい演技を披露していた出演者たちの今についてまとめてみたい。
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■山田孝之
物語の舞台となる唯野高校水泳部・シンクロ同好会のリーダーを務める主人公・進藤勘九郎を演じたのは、放送当時はまだ19歳だった山田孝之。
2001年放送の連続テレビ小説『ちゅらさん』(NHK総合)でヒロインの弟を演じ注目を集めていた山田は、『WATER BOYS』への出演でさらに俳優としての評価を高めることに。翌年にはドラマ版『世界の中心で、愛を叫ぶ』(TBS系)で主演を務め、さらに『闇金ウシジマくん』(MBS・TBS系)や『勇者ヨシヒコ』(テレビ東京系)などの主演作をシリーズ化へ導くなど、名実ともに人気俳優の地位を確立。近年は監督やプロデューサーとしても活躍している。
■森山未來
転校生としてシンクロ同好会に参加する、ムードメーカーの立松憲男を演じたのは、1999年の舞台『BOYS TIME』で脚光を浴びた森山未來。
ドラマ終了の翌年に劇場公開された映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』で主人公・朔太郎の高校生時代を演じ、大ブレイクを果たすと、2005年には『危険なアネキ』(フジテレビ系)で伊藤美咲と姉弟役を演じ、月9ドラマに初主演した。以降も俳優として映画、テレビ、舞台の話題作にコンスタントに出演。今月15日には木村拓哉主演のドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系/毎週月曜21時)にサプライズ出演し、『危険なアネキ』以来18年ぶりとなる月9ドラマへの出演が注目を集めた。
■永山瑛太
唯野高校の生徒会長にして、シンクロ同好会随一の頭脳派・田中昌俊を演じたのは、2002年公開の映画『青い春』でも存在感を放っていた永山瑛太(当時の芸名は「瑛太」)。
ドラマから2年後に放送されたスペシャル版『WATER BOYS 2005夏』では、田中昌俊役で主演を務め、同年には映画『サマータイムマシン・ブルース』で映画初主演も果たした。以降は数多くのテレビドラマや映画で主演を務め、2011年のドラマ『それでも、生きてゆく』、2013年の『最高の離婚』(ともにフジテレビ系)では脚本家の坂元裕二とタッグを組んだ。
現在放送中のドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系/毎週木曜22時)では、奈緒ふんする主人公の夫を演じている。
■宮地真緒
勘九郎の幼なじみで、桜木女子高校に通いながらも唯野高校シンクロ同好会を応援しているヒロイン・大西麻子を演じたのは、2002年放送の連続テレビ小説『まんてん』(NHK総合)でヒロインを演じていた宮地真緒。
『WATER BOYS』の放送後の2005年、ミュージカル『ピーターパン』で7代目の主演に就任。デビュー10周年となった2010年には主演映画『失恋殺人』で大胆なラブシーンも披露した。
プライベートでは2017年に、14年間交際していた7歳上の一般男性と結婚している。
■香椎由宇
麻子の友人で田中の憧れの女子高生・花村響子を演じたのは、モデルとしてデビューした香椎由宇。
『WATER BOYS』への出演で女優として注目を集めた彼女は、2005年には出演した『ローレライ』『リンダ リンダ リンダ』などの映画が立て続けに公開。
女優としてのキャリアを重ねる中、2008年にはオダギリジョーと結婚。2011年には第1子となる男児を出産し、2014年には第2子となる次男を出産した。しかし次男は2015年に1歳で急死。その後、2016年には第3子となる三男を出産している。
2022年には『恋なんて、本気でやってどうするの?』(関西テレビ・フジテレビ系)で8年半ぶりに連続ドラマにレギュラー出演。現在放送中の『Dr.チョコレート』(日本テレビ系/毎週土曜22時)にも出演している。