月9『オーバー・タイム』スタートから25周年 若手メインキャストたちの今
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25年前、1999年1月期ドラマとして放送された『Over Time-オーバー・タイム』(フジテレビ系)。ドラマ『あすなろ白書』、『愛していると言ってくれ』、『ロングバケーション』などを手がけたヒットメーカー・北川悦吏子が脚本を担当した本作は、当時人気の若手俳優・女優をダブル主演に迎え、恋と友情のはざまで揺れ動く男女の心情を描いたラブストーリー。主題歌のthe brilliant green「そのスピードで」もヒットした。今回はそんな『オーバー・タイム』に出演したメインキャストの今を振り返りたい。
【写真】『オーバー・タイム』スタートから25周年 キャストの現在
■ 反町隆史
本作の主人公の1人、楓宗一郎を演じた反町は当時25歳。1997年から98年にかけてドラマ『バージンロード』、『ビーチボーイズ』、『GTO』(ともにフジテレビ系)といった話題作に立て続けに出演し、若手トップ俳優に踊りでた。2015年10月からは人気刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)シリーズに冠城亘役で出演し、2022年3月まで約7年にわたって4代目相棒を務めた。私生活では『GTO』で共演した松嶋菜々子と結婚。2004年5月に長女、2007年11月に次女が誕生している。そんな松嶋と共演した主演作『GTO』が、今年の春、カンテレ・フジテレビ開局65周年特別ドラマ『GTOリバイバル』として帰ってくる。
■ 江角マキコ
もう1人の主人公笠原夏樹を演じたのは、2017年に芸能界を引退した江角マキコさん。前年、主演したドラマ『ショムニ』(フジテレビ系)が大ヒットし、一躍トップ女優に躍り出た江角さんは、本作の後も『ラブ・レボリューション』(同系)など多数の作品で主演を飾った。女優業以外にもサバサバしたキャラクターで『グータンヌーボ』(同系)などトークバラエティでも活躍。『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気コーナー「グルメチキンレース・ゴチになります!」でレギュラーメンバー(ゴチメンバー)として7年間にわたってナインティナインらと自腹バトルを繰り広げた。
■ 木村佳乃
宗一郎に片思いする後輩・倉田なずなを演じたのは当時21歳の木村佳乃だった。その後も数々のドラマに出演。近年では資産家の後妻となって荒稼ぎする女を演じた主演ドラマ『後妻業』(カンテレ・フジテレビ系)が話題に。私生活では、舞台『さらば、わが愛 覇王別姫』で共演した東山紀之と2010年10月に結婚。2011年11月に第1子となる長女を、2013年5月に第2子となる次女を出産している。
■ 伊藤英明
宗一郎の後輩、小林裕貴を演じたのは伊藤英明だった。当時23歳。俳優としてはその後、BUMP OF CHICKENのヒット曲と同名タイトルの主演ドラマ『天体観測』(フジテレビ系)がヒットしたほか、往年のドラマをリメイクして大ヒットした『白い巨塔』(同系)にも参加。さらに、主人公の仙崎大輔を演じた映画『海猿 ウミザル』が大ヒットし、シリーズ化、ドラマ化もされた。正統派な役以外にも映画『悪の教典』で演じたシリアルキラーなど、幅広い役を演じてみせる人気俳優だ。2014年に一般女性と結婚。2015年には第1子の長男、2019年に第2子の長女が誕生している。