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オリジナル作品豊作! 「春ドラマ」どれを見る? 期待の3作品を紹介

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■篠原涼子×バカリズム 犯人役ゲストにも注目のミステリーコメディ―『イップス』



 続いて紹介するのは、篠原涼子とバカリズムがダブル主演する4月12日スタートのドラマ『イップス』(フジテレビ系/毎週金曜21時)。イップスとは、心の葛藤により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のことを指す。

 完全オリジナルストーリーとなる本作は『古畑任三郎』(フジテレビ系)などをほうふつとさせる倒叙式の構成となっており、多彩な顔ぶれとなる犯人役で毎話ゲストが登場する予定だ。今作でバディを組む篠原とバカリズムは、映画『ウェディング・ハイ』(2022年)で脚本家と主演としてクレジット共演していたが、出演者同士としての共演は初。

 本作は、“書けなくなった”ミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、“解けなくなった”警視庁捜査一課刑事・森野徹(バカリズム)の絶不調コンビが事件を解決していくミステリーコメディー。

 デビューからベストセラーを連発して人気作家の仲間入りを果たしたミコだったが、現在はワイドショーのコメンテーター業を本業並みにこなす日々。一方の森野はあることをきっかけに検挙率が右肩下がりになり、事件が解けなくなっていた。2人は、過去の経験やプレッシャーによって普段できていたことが急にできなくなってしまうイップスを抱えていたのだ。

 そんな絶不調な2人が偶然出会い、殺人事件に遭遇することであれよあれよとバディを組むことに。ミコは「小説のネタが拾える」「生の死体見るの初めて」と事件に興味津々。対する森野は捜査に身が入らない中でも、刑事としての鋭い洞察力を見せミコと共に真相に近づいていく。2人の捜査から犯人の目星はつき、容疑者本人に問い詰めようとするが森野のイップスが発動してしまって…。

 第1話では、トリンドル玲奈が犯人役でゲスト出演することが発表されている。魔法ステッキがトレードマークで“熱波界の魔法少女”をうたう熱波師・電撃ウィッチ麻尋。ショーのような派手な演出を得意としており、タオルで熱風を送る「熱風ライディーン」が特技、というトリッキーな役柄。そんな彼女が犯してしまう“罪”を、イップスを抱える2人がどう追い詰めるのか注目だ。

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■19歳、29歳、39歳――「大台」前のラストイヤーな3姉妹描く『9ボーダー』

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