現実が妄想を越えていく!? 『恋わずらいのエリー』“オミくん”宮世琉弥のキュンキュンシーン5選
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映画『恋わずらいのエリー』場面写真(C)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 (C)藤もも/講談社
ここまで、キュン必至の名シーンを4つ紹介したが、ここまで紹介しきれなかったキュンポイントを書き連ねていきたい。
1つ目は、昇降口にいたエリーをオミくんが呼び止めるシーン。学内を歩けば女子が寄ってきてしまうので、とっさにエリーを下駄箱の影に隠すオミくん、声を上げそうになるエリーの唇に自らの人差し指を当て黙らせる、という王道イケメンムーブをさらりとやってのける。一体このイケメンが何を伝えたかったのかというと、「俺と一緒に帰りたい?」……格好つけてはいるが、あまりにもキュートすぎる。エリーは予定がありこの誘いを断るも、一緒に帰る相手などごまんといるはずのオミくんの寂しそうな後ろ姿には心を締め付けられる。
続いて、球技大会でエリーが奮闘するシーン。エリー、インドアっぽいが意外にも運動神経は良いようで、卓球で決勝に進出。この試合の前、喧嘩してしまったオミくんとエリー。心の乱れもあってか、あわやストレート負け……という展開に追い込まれるエリーだが、そこへ観客席にオミくんが走ってやってくる。エリーに向かって口パクで「が・ん・ば・れ」と伝えるオミくん。まだ周りには隠しているものの、2人の絆がより深まったことを感じる青春シーンだ。
最後は、エリーがオミくんのお部屋に遊びに行くシーン。それってそういうこと? 早くない? 令和の高校生ってそうなの? とさまざまな思いが渦巻くも、経験豊富そうなオミくんが意外にもドギマギしていて安心する。それまでエリーに対して俺様感が強めだったが、「大事にするって難しいな……なんかいろいろうまくできなくて」としおらしい。ここへきてさらなるギャップを出してくるオミくんだった。ちなみに、出してくれた飲み物がお茶やオレンジジュースではなく「バナナオレ」だったのもなんだかかわいくてポイントが高かった。
映画『恋わずらいのエリー』メインカット(C)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 (C)藤もも/講談社
「ザ・王道少女漫画」なキュンキュンシーンを堪能できる本作。だが、魅力はそれだけではない。取り繕った姿ではなく“本当の自分”と向き合うことはいかに勇気がいることなのかを教えてくれ、そして乗り越えた時に少し大人になる彼らの姿に感動させられる。2人の恋愛模様はもちろん、高校生としてのリアルな感情や青春、友情も魅力的に描かれているので、キュンキュンしたい人も青春を思い出したい人もぜひチェックしてほしい。
映画『恋わずらいのエリー』はレンタル配信中。