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乃木坂46・櫻坂46・日向坂46「坂道グループ」 メンバーの卒業、世代交代…激動の2024年を振り返る

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■選抜制導入でライブに広がりが生まれた日向坂46

 櫻坂46と同様に世代交代の流れがいっそう加速する日向坂46。変化の激しかった2024年は四期生を中心として、グループの新たな礎を築いた。

 4月には、グループの聖地とする神奈川・横浜スタジアムでデビュー5周年記念の「5回目のひな誕祭」を開催。6月のYouTube生配信番組「ひなたフェス開催決定記念! 日向坂46時間TV ~全国おひさま化計画~」を経た、9月の「ひなたフェス 2024」ではグループにゆかりある開催地の宮崎県と連携した公演を作り上げ、九州全体で43.3億円(公益財団法人九州経済調査協会調べ)にのぼる経済効果をもたらした。

 シングルリリースに象徴されるのは、体制の変化だ。昨年まで一〜三期生が表題曲を担う体制で活動していたグループは、5月リリースの11thシングル「君はハニーデュー」から選抜制を導入。同作では正源司陽子が四期生初の表題曲センターを託され、続く、9月リリースの12thシングル「絶対的第六感」では同期の藤嶌果歩と共に表題曲のWセンターを務めた。

 体制の変化で、ライブのバリエーションに広がりも。7月にはグループのアンダーメンバーとなる“ひなた坂46”として初の単独公演「11th Single ひなた坂46 LIVE」を2日間にわたり開催し、全体でのライブとは異なるパフォーマンスでファン“おひさま”の心をつかんだ。

 メンバーの卒業も相次ぎ、4月の「5回目のひな誕祭」前日には会場を同じくして、一期生の齊藤京子の卒業公演を開催。7月の「11th Single ひなた坂46 LIVE」最終日には、高本彩花がラストステージに立った。

 8月には一期生の加藤史帆と東村芽依、二期生の丹生明里と濱岸ひよりが4人同時に、12thシングル「絶対的第六感」の活動をもっての卒業を発表して話題に。11月30日、12月1日には丹生の卒業をフィーチャーした公演を開催し、濱岸、加藤はそれぞれ11〜12月にかけて巡ったツアー「Happy Magical Tour 2024」のステージで卒業セレモニーを行った。

 ツアーファイナルの2日間にわたった東京ドーム公演最終日には、加藤、丹生、そして、2022年3月に行われたグループ初の東京ドーム公演を体調不良で欠席していた濱岸の3人が“卒業メンバー”としてサプライズで登場。会場には、レギュラー番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)で共演するお笑いコンビ・オードリーも駆けつけた。

 卒業を発表したメンバーは残すところ1人、一期生の東村は2025年1月に自身の「卒業セレモニー」を控える。

 多くのメンバーが次の人生へ進む決断してもなお、グループは歩き続ける。11月には三期生の高橋未来虹(高の正式表記は「はしごだか」)が副キャプテンへと就任し、年内開催のオーディションを経た五期生を迎え入れる体制も万全。二期生の小坂菜緒が6作ぶり6度目の表題曲センターを担うことも話題を集めた、13thシングル「卒業写真だけが知ってる」のリリースも控えるなど、先行きは明るい。(文:カネコシュウヘイ)

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