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実は賞レース覇者の登竜門!? 「脱竹」芸人たちのその後

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まだまだいる「脱竹」芸人! 実は賞レースの登竜門だった!?

■ キンタロー。


 奇抜なモノマネレパートリーで、業界内ファンも多いキンタロー。は、昨年3月に松竹を退所したことを報告。2012年に前田敦子(当時AKB48)のモノマネでブレイク。前田の一部ファンから反感を買って炎上するなど、同じく極端なモノマネが売りのコロッケの正当な後継者と言える。

 そんなキンタロー。だが、脱竹後も衝撃的なモノマネを次々と生み出しており、先日には青森ねぶた祭りを訪れ、迫力満点のねぶたのモノマネで満喫する写真をSNSに連投するなど独自の活動を続けている。なお、キンタロー。と言えば、先日、『チャンスの時間』(ABEMA)にて、共演者から「松竹の女芸人は性格の悪い人が多い」と話していたと暴露される場面も。今後、新たな火種になるかもしれない。

■ みなみかわ


 オリコン調べの「2025年上半期ブレイク芸人ランキング」で総合第5位に入るなど、ブレイクを遂げたピン芸人のみなみかわ。彼も、キンタロー。に遅れること約2ヵ月後、「脱竹」を発表していた。

 もともとはピーマンズスタンダードというコンビを組んでいたが(コンビ時代は本名の南川聡史で活動)、売れることなく解散。そんな彼を救ったのは妻だった。妻が自ら先輩芸人らに売り込みをかけて、みなみかわの露出増に貢献。みなみかわ本人も、松竹の後輩ヒコロヒーと共にYouTubeチャンネル『もう二度と松竹を辞める人間を出さないでおこうTV』で松竹に愛のある批判を展開。その「腐り芸」が注目されてブレイク。今や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などお笑い番組に引っ張りだこの活躍となっている。そんなみなみかわは、自身のYouTubeチャンネル名に反して2024年5月末にまさかの「脱竹」。翌6月1日より妻が設立した個人事務所「合同会社ナンセ」に所属し活動している。なお、YouTubeのタイトルは現在、ヒコロヒーが卒業し『踏み台TV』となっている。

■ R‐1王者に歌ネタ王者も!


 まだまだいる「脱竹」芸人。一例を上げれば、衝撃的なメイクがトレードマークの中野聡子、橋本小雪からなる日本エレキテル連合。かつては松竹所属で「日本パブリック連合」のコンビ名で活動していたが、コントの小道具や衣装の制作費で借金がかさみ一時活動休止に。その後、タイタンに移籍して活動再開すると「ダメよ〜ダメダメ」のフレーズで2014年新語・流行語大賞年間大賞を受賞するなど活躍した。

 また、お笑いライブシーンで以前より根強いファンがいたが、近年ようやくブレイクをはたした加納・むらきゃみのAマッソも、実はかつて松竹に所属していた「脱竹」組だ。

 そのほか、『R‐1グランプリ』(カンテレ・フジテレビ系)2022年王者のお見送り芸人しんいち、同2024年王者の街裏ぴんく、さらに、『歌ネタ王決定戦』(毎日放送)2019年、2020年準優勝の実績を誇るきつねも、一時松竹に籍を置いていた時期がある。

 同じ大阪に拠点を置くだけに、どうしても吉本興業と比べられがちで、また所属芸人、OBOGからも容赦ない自虐ネタとして使われがちな「松竹」。しかし、こうしてみれば分かるとおり、ブレイクした芸人や、賞レースで結果を残している芸人の中には「脱竹」芸人が少なくない。

 殊にお笑いは、「逆境」が力に変わることが少なくない。「松竹」のDNAは「脱竹」という迂回路を通って、今も確実にお笑い界に根付いている。

引用:「濱口優」インスタグラム(@hamaguchi_masaru)

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