「噛みしめるほど秀逸」「ずっと泣きっぱなし」 あす最終回『銀河の一票』名言を振り返る【Part2】
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黒木華が主演を務め野呂佳代が共演するドラマ『銀河の一票』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)が6月29日の放送でついに最終回を迎える。本作の見どころはなんといっても脚本家の蛭田直美が紡ぐ名ゼリフの数々。ここではSNS上でも「噛みしめるほど秀逸」「刺さりすぎてずっと泣きっぱなし」などの称賛が相次ぐ珠玉の言葉を紹介しつつ、名シーンを振り返っていきたい。
【写真】キャストの好演も胸を打つ 『銀河の一票』心揺さぶられた瞬間を振り返り
ドラマ『銀河の一票』は、若くして政治の世界で生きてきた女性と市井に生きる女性がバディを組み、東京都知事選挙挑む姿を活写するヒューマンドラマ。告発文をきっかけに、与党・民政党の幹事長で父の鷹臣(坂東彌十郎)から政界を追われた秘書の星野茉莉を黒木が演じ、スナックのママから東京都知事を目指す月岡あかりを野呂が演じる。
■茉莉と記者・雨宮楓のシスターフッド
茉莉とあかりがかもし出す“バディ感”や互いをエンパワメントする姿が多くの視聴者を感動させてきた本作。その一方で、茉莉と新聞社の政治部記者・雨宮楓との絆も見逃せない。
ドラマ『銀河の一票』 (C)カンテレ
茉莉と雨宮の出会いが回想シーンの中で描かれたのが第6話。高校生の頃、自分が強くも優しくもなれないと感じていた雨宮は、無傷な自分に傷をつけるため“神待ち(居場所を失った若年女性がインターネットなどを通じて、宿泊場所や金銭などを提供する男性を探し、男性側がそれらを提供する行為)”をすることに。男性から待ちぼうけをくらってしまった雨宮は、街頭で民政党のチラシを配っていた茉莉と出会う。
茉莉から神待ちを悟られた雨宮は、自身が恵まれた環境で育ったことや、その平凡さにコンプレックスを抱いていることを打ち明ける。そして自らが困難を抱えることで、強く優しくなれるかもしれないと神待ちに至ったいきさつを語る。「愛されるじゃないっすか? 強くて優しい人って…誰かの…誰かの特別になれるじゃないですか…」と涙があふれ出す雨宮。茉莉は彼女の手を取ると「愛される手段として、強く優しくなることを選ぶあなたは…なんて強くて優しいんでしょう」と微笑みかける。
この思いがけない出会いをきっかけに、絆を育むことになった茉莉と雨宮。あかりの都知事選出馬をめぐって、茉莉が民政党を担当する雨宮をあえて遠ざけたこともあったが、第7話で和解。以降、雨宮は「チームあかり」を記者として追うことに。
ドラマ『銀河の一票』 (C)カンテレ
最終章の前章となった第10話では、雨宮が茉莉を守るために新聞記者になったと告白。母・瑠璃(本上まなみ)が亡くなった直後の茉莉について、雨宮は「1人になっちゃってたじゃないですか?」と当時を振り返りつつ「殺傷能力あるじゃないっすか、1人だなって気持ちって」とつぶやく。さらに雨宮が茉莉の手を握り「マジで1人じゃないっすからね。1人にしないんで。1人で1人になっちゃわないでください」と力強く語りかけると、放送中からSNS上で大きな反響が巻き起こり「サラッと深いことを言うなあ…」「すごく沁みる」「茉莉と雨宮のシスターフッドもいい!」といった声が集まっていた。

