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なぜ映画業界は山田悠介が大好きなのか。『パズル』『ライヴ』連続公開

映画

山田悠介の原作を、夏帆主演で映画化した『パズル』
山田悠介の原作を、夏帆主演で映画化した『パズル』(C)2014「パズル」製作委員会

 『リアル鬼ごっこ』『スイッチを押すとき』『×ゲーム』など、発表される作品の多くが映像化されている人気作家・山田悠介。2014年に入っても、3月9日に公開されたばかりの『パズル』、5月10日公開予定の『ライヴ』と、映画化が相次ぐ。ベストセラー作家は数多くいるが、なぜ山田悠介作品なのだろうか。「山田作品の映画化が悲願だった」という、『パズル』の制作プロデューサーに話を聞いた。

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 「山田作品の魅力は、なんといっても、ゲーム性の高い部分と、話の展開の早さだと思います。また、忘れてはならないのが、ファン層がはっきりしているという点。中高生から絶大な支持を受け、“一番好きな作家”第1位の地位は揺るぎません。つまり、(どのような人が劇場に足を運ぶか)お客さんが見えるわけです。そこがわかっていれば、企画は進めやすいですよね。そのため、映画の企画を考える際は、必ず候補にあがる作家さんで、今回の『パズル』は3、4年くらい前から、水面下で企画が進行していました。そもそも、弊社KADOKAWAでは山田氏の小説を出しているのですが、1つも実写化されていませんでした。せっかく実写部門があるのだから、いつかは映像化したかったんです」。

  ただ、ファンが多いというのは、強みでもあると同時に、弱みでもある。共感されれば拍手喝采、そうでなければ…悲惨な結末が待ち構えているであろうことは、想像に難くない。「過去に実写化された山田作品の多くが、原作をなぞらえていました。だからこそ、『パズル』はリスクを避けるのではなく、そこに立ち向かい、チャレンジすることにしました」と制作プロデューサーは口にする。

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