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800名から選ばれた逸材、人気モデルetc. 鬼才に見出された期待の俳優は?

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 周防正行監督の新作『舞妓はレディ』(今秋公開予定)も期待値が高い作品だ。物語の舞台は京都。舞妓になるため、歴史の古い小さな花街にやってきたひとりの少女・春子の奮闘をユーモアたっぷりに描いている。春子を演じるのは、約800名参加したオーディションを勝ち抜いた、上白石萌音(16歳)。宣伝担当によると「本作のオーディションにおいて『今すぐ本番が撮れる!』と監督に言わしめた彼女の歌唱力とダイアモンドの原石のような煌きの持ち主です。ひたむきに芸を磨く主人公・春子の姿と重なり合い、国民的女優の誕生を予感させます。劇中で彼女が唄う度に泣けて泣けて…。誰もが応援したくなる女優」と太鼓判を押す。

 番外的な紹介になるが、5月10日(土)から全国公開予定の『百瀬、こっちを向いて。』で主人公・百瀬に扮する、早見あかり(19歳)にも注目したい。ももいろクローバーのメンバーとして人気を博していたが、2011年に脱退。現在は、ソロに転向し、CMやドラマなどで活躍している。宣伝担当曰く「百瀬は、一見、快活な印象を受けるが、切ない気持ちを内に秘めている女の子。そんな役どころを早見さんはさわやかに好演しています。この役を演じるにあたり、ストレートロングだった髪をばっさり切るなど、役作りのために自らの容姿を変えることも厭わない。そんなところにからも大物になる予感がある」と教えてくれた。

 ちなみに『百瀬、こっちを向いて。』を監督したのは、制作会社、ロボットに所属する耶雲哉治。映画館で流れるユニークなCM「NO MORE 映画泥棒」を手掛けたといえば、思い当たる人も多いのではないだろうか。本作が長編初監督作品ということもあり、いささかテンポやリズムが緩慢に感じてしまう部分もあるが、主人公の心の痛みが伝わってくる土手のシーンなど、ノスタルジックで叙情的な表現に心惹かれるものがある。今後の作品にも期待したい。

 今回、紹介したのは可能性を秘めた原石たち。どう輝くのかは、作品を観ないとわからないもの。その才能を見極めに、映画館でチェックしてみてはいかがだろうか。(取材・文:小竹亜紀)

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