ジョニデ、レオ、ブラピにアルバ… ホラー映画で育ったハリウッドスターたち

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今日は、奇しくも13日の金曜日。あの恐怖の殺人鬼ジェイソンを思い浮かべた方も多いことだろう。ところで、映画『13日の金曜日』(80)といえば、ブレイク寸前のケヴィン・ベーコンが出演していたことでも知られているが、今をときめくハリウッドスターの下積み時代をたどって行くと、なかなかの確率でホラー映画にぶち当たる。というわけで、ちょっと思い出巡りをしてみよう。
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まずはケヴィン同様、映画ファンの間では有名な『エルム街の悪夢』(86)のジョニー・デップ。ヒロインの恋人役に抜てきされたものの、これといった見せ場もなくあっさり殺されるが、その死に様は超ド派手なものだった。
もともとミュージシャンだったジョニーが、ニコラス・ケイジと出会い、俳優を勧められたことから本作での映画デビューが決まったと言われているが、人気テレビシリーズ『21ジャンプストリート』(87~90)への出演に繫がったと考えれば、まさに人生の転機となった作品といえる。
今では風格さえ漂うレオナルド・ディカプリオも、ホラー映画が原点。極悪非道のエイリアンが大暴れする『クリッター3』(未)で、美少年ぶりをいかんなく発揮しているが、この作品を足がかりに、わずか2年後には、『ボーイズ・ライフ』で名優ロバート・デ・ニーロを唸らせ、『ギルバート・グレイプ』ではアカデミー賞助演男優賞候補になるという快進撃を繰り広げる。