ラスト・ファイナル・最後…終わったはずなのに、なぜ続編が作られる?
一方で、こう話す関係者も。「“ファイナル”や“ラスト”といった言葉は、シリーズ作品に付けられるもので、ファンは、シリーズの最後がどう締めくくられるのか期待しますよね。当然、シリーズ化されているだけあって、人気は高いでしょう。そうなると、ラスト効果で予想以上の興収も夢ではなく、その結果、まだこの作品はいけるのでは?と、やはり続編を作りたくなる(笑)」。
続けて、「ホラー映画なら、あのキャラクターは不死身だからと、すぐの続編も笑い飛ばして終われ、そもそも予定されていることが多い。でも、一般的な映画では、ヒットしたから続編という印象も微妙なうえに、製作委員会方式で制作しているため、勢いは大事だとわかっていても、簡単にはGOサインが出せない。数年ののち続編にするか、新章や前日譚としてリスタートするか。こういったところで落ち着く感じになります」と説明している。
“ラストの続編”は勢いとサービス精神と話し合い!となると、Jホラー史上最恐の執念深い霊・伽椰子&俊雄の続編が今後あったとしても、呪いが伝染&増殖する映画だけに誰も驚くまい。夏の風物詩として残しておいてはどうだろうか。