恋愛映画や恋愛ドラマ、イケメン“ドSキャラ”が増え始めたのはなぜ?
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確かに、『黒崎くん~』の原作を知らなくても、“壁ドン”や“顎クイ”は聞いたことがあり、美男美女が演じることで、画にもなっていた。ドラマ『好きな人がいること』第一話でも、山崎賢人が桐谷美玲演じる主人公・櫻井美咲の頬を顎から豪快にムニッと掴んで睨み合ったかと思うと、突然のキスをする“顔むに”もネット上で大きな反響を呼んだ。
「“ドS”という設定はキャラクターが際立っているのでビジュアル化しやすく、人気のキャストを配することで、女性を中心に興味を喚起できるため、数字が見えやすいという利点があります。また、キャッチーな設定は、若い人を中心としたSNSなどでトークのネタにしやすく、害なく触れやすいというところも相まっており、今のようなコンテンツの流行に繋がっていると思います」。
製作サイドにとって美味しい“ドSキャラ”。一方、草食系、絶食系が大半と言われる今、“ドS男”の強引さに憧れる女性は多い。しかも、揃いも揃ってイケメン!それは、流行る。もちろん、この流れはしばらく続きそうだ。