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鑑賞する映画を選ぶ際、重視するのは口コミ! では、宣伝はどう変わった?

映画

 また、別の関係者も、こう話す。

 「SNS関係は基本的に厚く宣伝するようになりました。試写会も雑誌媒体より、アンケート等に直結しやすいオンライン媒体のほうが頻繁にやっています。作品によりますが、雑誌媒体でのアプローチは弱くなってきているのに加え、“バズる!”という言葉で、アクセス数、チェックイン数などが数字として表れるので、直接的に現状を把握でき、宣伝の指標にもなる。よりセグメントされたターゲットを狙える時代になりましたね」。

 ただ、わかりやすく伝えやすい、SNSによる口コミだが、一歩間違うと、炎上したり、謝罪会見を開くことになったり等、ダメージは騒動なものだが、「宣伝サイドとしては、話題の中心となり、拡散力のある口コミが欲しい。しかし、徐々にわかってきたのですが、一番効果のある口コミは、憧れの芸能人ではなく、実は近しい友人や家族によるもの。宣伝の原点が見直されている感じはしているのですが…」とコメント。

 ちなみに海外のエンタメサイトE! Onlinによると、 『バッドボーイズ』『メン・イン・ブラック』の主演俳優ウィル・スミスは人気絶頂時、マーケティング担当が良い働きをした結果、多くの観客が劇場に集まったものの、今ではその手法も通じないと明かしたという。ハリウッドの人気スターですら、ネットの発達によって多くの人々が作品の質について知るのが、格段に速くなったと認識しているようだ

 影響力が増していくSNSでの宣伝。これからどう進化していくのか。注目していきたい。

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