いまさら聞けない『スター・ウォーズ』 ここだけは押さえたい2つのポイント
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『スター・ウォーズ』シリーズの最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の公開が迫ってきた。キャストも来日し、関連イベントの様子がメディアを賑わせ始めているが、『スター・ウォーズ』は全く見たことないという人もまだまだ多いはず。でも、心配ご無用。これから紹介する“2つのポイント”さえ把握しておけば、『ローグ・ワン』は十分楽しめる。むしろ、『スター・ウォーズ』入門者には最適の作品となっている。
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(1)『スター・ウォーズ』は【家族の“愛”】の物語だ
まず、最初に押さえておきたいポイントは『スター・ウォーズ』作品は家族の“愛”が一貫したテーマになっているということ。『スター・ウォーズ』を全く見たことない人は、「宇宙で戦闘機に乗ってドンパチやっている」というSFアクションのイメージが強いと思う。もちろん、そういった壮大な戦闘シーンも見どころなのだが、本質はそこではない。父と息子、それに関係する人たちの家族の“愛”が軸になっているのだ。
では、どのような家族の“愛”が描かれてきたのか、これまでの『スター・ウォーズ』を簡単におさらいしてみよう。新3部作と呼ばれている『エピソード1』から『エピソード3』はアナキン・スカイウォーカーという青年が主人公。幼いアナキン少年は、最愛の母とともに奴隷として働いていたが、強いフォース(力)をもっていたため、ジェダイの騎士となる道を選択し、ジェダイとして成長していく。師匠オビ=ワン・ケノービの教えをこいながら、順調に成長していたアナキンだったが「愛によって憎しみや恐怖が生まれるがゆえ、人を愛してはならない」というジェダイの掟を破り、パドメ・アミダラ女王を愛してしまう。そして、愛する母の死によって、アミダラ女王を失いたくないという思いが一層強くなり、ダークサイドに飲み込まれ銀河全域で最も凶悪な暗黒卿ダース・ベイダーとなってしまう。
オリジナル3部作と呼ばれている『エピソード4』から、『エピソード6』の主人公は、アナキンとアミダラ女王の息子、ルーク・スカイウォーカー。ルークもジェダイの騎士として覚醒し、やがて反乱軍の牽引者として成長していく。そして、ダース・ベイダー擁する帝国軍に立ち向かい、ベイダーと直接対決するのだが、その場で「お前の父親は私だ」と衝撃の告白を受ける。ルークは師匠オビ=ワンから「父親はダース・ベイダーに殺された」と聞かされていたためひどく動揺してしまうのだが、父・ベイダーには「まだ善良な心が残されている」と信じて再戦する。そんな健気な息子をダークサイドに誘うどうしようもない父・ベイダーに対して、ジェダイの騎士として誇り高き心を持つ息子・ルークは、命をかけて拒否する。父を信じる強い想いはついにベイダーに届き、死ぬ直前に善良の心を取り戻すのだった。
悪に染まっていく父、父を救うため信じて戦い続ける息子。家族の愛はどんな悪よりも強いという普遍的なテーマが全作を通じて描かれている。
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