橋本環奈、葵わかな、真野恵里菜、AKB48らアイドル出身女優の明暗
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「AKB48グループは、国民的なアイドルグループと呼ばれるほどのグループですから、その看板の大きさが重荷になる場合もあります。在籍時はそれほどではなかった川栄李奈などは、48グループ出身者でもスムーズに女優として花開いたケースですが、逆に在籍時にアイドルとしてトップクラスの人気を誇った前田敦子や大島優子、板野友美らはしばらく苦戦が伝えられた時期もありました」とは、スポーツ紙の40代男性記者。
前田は今年7月30日、俳優の勝地涼と結婚し、先月には第1子妊娠を発表した。
「一児の母となったわけですが、かえって女優としてはできる役の幅が広がる。これからが期待できるのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者)。
筆者も以前、80年代に一世を風靡したおニャン子クラブの人気メンバーだった生稲晃子にインタビューしたことがあるのだが、やはりおニャン子という肩書があることによって多くの仕事がもらえる面もあれば、これといった演技経験がないことで味わう苦境と、その両面を体験したというような話をしていた。
大事なのは、やはりアイドル時代のプライドに凝り固まったり、アイドル時代に所属したグループなどの看板に頼らず、何より女優になるという覚悟と、地道な努力ということになるだろうか。(文:志和浩司)