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『トクサツガガガ』小芝風花の“わかりみが深い”名ゼリフ4選

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ドラマ10『トクサツガガガ』試写会に登場した小芝風花
ドラマ10『トクサツガガガ』試写会に登場した小芝風花 クランクイン!

 女優の小芝風花が特撮オタクの日常を演じ話題を集めているのがドラマ『トクサツガガガ』(NHK総合/毎週金曜22時)だ。中でも注目なのが時にコミカルに、時にシリアスに発せられる名ゼリフの数々。ここでは特撮をこよなく愛するオタクであり、働く女性でもあるヒロインの叶(小芝)にフォーカスし、思わず共感してしまう“わかりみが深い”彼女の名言を紹介したい。

【写真】第5話、小芝風花のセクシーショット撮影の裏側

★「10回までなら売り上げに貢献したるわいっ!」(第1話)

 お気に入りの特撮番組『獅風怒闘ジュウショウワン』の推しキャラ、シシレオーのスイングキーホルダーを手に入れたい叶が、お目当てのカプセルトイを販売する自販機を探し当て、なんとしてでも手に入れようとしたときに飛び出した熱いセリフ。物欲を正当化する言葉にも聞こえなくもないが、自分で稼いだお金なんだから何に使おうが自由なはず。


★「ホントの用事? テレビを見たい、本を読みたい、帰って寝たいがなんで用事として認められないの?」(第4話)

 叶が働く会社で作ったパンフレットに誤植が発覚。全員で残業し修正作業をする中、同僚の「ホントに用事がある人は帰ってもらっても大丈夫だからね!」という言葉を聞いた叶が心の中でつぶやいた言葉。会社にとってはささやかでも、一人ひとりの労働者にとって、趣味に没頭することや恋人と過ごすことは貴重な時間であることを思い出させてくれる名言だ。


★「マイさんにとって(私にとって)デートは(録画の消化は)、かけがえのない時間…」(第4話)

 録画してあった特撮番組を消化するため、一刻も早く帰りたい叶が、恋人との約束がありながらも、それを言い出せずに残業を続ける同僚のマイ(内山命・SKE48)に投げかけた言葉。マイと叶の“大切な時間”が重ね合わされることで絶妙なペーソスも生まれるという見事なセリフ。ちなみに()内の言葉は叶の心の声である。


★「変じゃないよ。欲しいと思ったもの、選んでいいんだよ」(第5話)

 ファーストフード店で『獅風怒闘ジュウショウワン』のオマケを欲しがるものの母親から「一人だけ違うと変だよ」と諭される少女に、叶が投げかけたのがこのセリフ。趣味に性別は関係ないこと、そして自分の感性を信じて主体的に選択していくことの大切さに気づかせてくれる優しい言葉だ。特撮オタクをモチーフにした『トクサツガガガ』の本質は、叶が少女に投げかけた“価値観の多様性”を肯定するこの言葉に凝縮されているのではないだろうか。(文:スズキヒロシ)

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