松本潤、小栗旬、松山ケンイチも! 『ごくせん』豪華すぎる“卒業生”たち
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■ のちに大ブレイクした“卒業生”たち
まず挙げられるのが、毛利研一役の松山ケンイチ。劇中ではそこまでセリフのあるシーンはなかったが、いま見返してみると身長があり、金髪の学ラン姿は印象に残る。松山にとっては本作がドラマデビュー作であるが、映画『デスノート』(2006)のL役をはじめ、『デトロイト・メタル・シティ』(2008)での弾けた演技、2012年の大河ドラマ『平清盛』での主演など、日本を代表する演技派俳優になった。
また『ごくせん』には、のちに『クイズ!ヘキサゴン2』(フジテレビ系)での“おバカキャラ”で大ブレイクした上地雄輔(大石雄輔役)や、同じくバラエティーで現在も活躍中のウエンツ瑛士も生徒として出演。ウエンツはイジメを受け不登校になった生徒・結城正人役として存在感を見せていた。
そのほか、のちに『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で大ブレークし、今や映画やドラマに引っ張りだこの田中圭も、第1シリーズの第10話で、自分の万引きの罪を慎や熊井らになすり付けた他校の生徒役として出演。2003年のドラマ『WATER BOYS』(フジテレビ系)で山田孝之扮する主人公・進藤勘九郎の親友・安田孝役よりも前の出演であり、第10話が今回放送されるかは未定だが、放送されれば貴重なシーンとなるだろう。
■ 第2、第3シリーズもそうそうたる顔ぶれ
今回放送されるのは第1シリーズだが、後続のシリーズにも今ではそうそうたる面々といえる豪華キャストが集結。2005年の第2シリーズには、亀梨和也、赤西仁をはじめ、小池徹平、小出恵介、速水もこみち、高良健吾、水嶋ヒロ、2008年の第3シリーズには三浦春馬、三浦翔平らがレギュラー出演していた。『35歳の高校生』『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(ともに日本テレビ系)など、学園ものの連続ドラマは、のちに「こんな人も出ていたんだ」と話題になることが多い。『ごくせん』も改めて見返すことで、当時とはまったく違う楽しみ方ができるだろう。(文:磯部正和)
ドラマ『ごくせん 2002 特別編』は、日本テレビ系にて、6月3日22時(第1話)、同10日22時(第2話)放送。第3話以降については未定。