クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

香川照之、片岡愛之助、市川猿之助 憎らしいのにどこか気になる“池井戸ヴィラン”たち

エンタメ

『半沢直樹』での悪役ぶりが大反響を呼んでいる(左から)香川照之、市川猿之助、片岡愛之助
『半沢直樹』での悪役ぶりが大反響を呼んでいる(左から)香川照之、市川猿之助、片岡愛之助 クランクイン!

関連 :

池井戸潤

香川照之

市川猿之助

片岡愛之助

小泉孝太郎

古舘伊知郎

古川雄大

ピエール瀧

中村芝翫

 19日に放送された初回は平均視聴率が22.0%を超え、シリーズ最新作も絶好調のスタートをきった『半沢直樹』(TBS系/毎週日曜21時)。本作をはじめ、いまやドラマ界のキラー・コンテンツといっても過言ではない池井戸潤原作ドラマの魅力といえば、個性的な悪役たちの存在だ。視聴者を悶々とさせて胸のすくラストへと導く影の立役者、そんな“池井戸ヴィラン(悪役)”たちの魅力を振り返ってみよう。

【写真】香川照之、市川猿之助、片岡愛之助…キャラクターと怪演で魅了する「池井戸ヴィラン」たち

 直木賞作家・池井戸潤の名をお茶の間レベルで浸透させたのは、2013年に放送された『半沢直樹』(TBS系)だ。堺雅人演じる主人公・半沢の最大の敵として立ちふさがったのが、香川照之扮する大和田暁。大和田は東京中央銀行の常務取締役として頭取の座を虎視眈々と狙う人物として登場。若かりし頃の大和田が半沢の父・慎之助(笑福亭鶴瓶)を自死に追いやったという過去の因縁に加え、自身の不正に半沢が気付いたことから2人は対立。半沢の厳しい追及をふてぶてしい態度と絶妙な顔芸でかわし続ける大和田だったが、最終回では20分以上にわたるクライマックスの土下座シーンで陥落。1作目のラスボスだった大和田の“敗北宣言”に多くの視聴者が快哉(かいさい)を叫んだのは言うまでもない。

大和田常務の土下座シーンが大反響を呼んだ香川照之
 そんな香川演じる大和田と双璧をなすヴィランと言えるのが、片岡愛之助が演じた金融庁検査局の黒崎駿一だ。片岡が扮した黒崎はフェミニンな口調で半沢をはじめ東京中央銀行の面々を追い詰めつつ、激怒すると部下の股間を豪快にわしづかみにするという、ひときわクセの強いキャラクター。黒崎役で振り切った怪演を見せた片岡は、本作で大ブレイクを果たしテレビドラマにも欠かせない人気俳優の地位を確立した。

片岡愛之助は黒崎検査官役で大ブレイクを果たした
 シリーズ最新作では、香川も片岡も同じ役柄で続投。大和田、黒崎と半沢がどんな絡みを見せてくれるのか見逃せないが、今回新たに登場する敵役にも注目したい。第1話の放送時点で視聴者の大きな反響を呼んだのが、市川猿之助が演じる東京中央銀行証券営業部部長の伊佐山泰二だ。伊佐山はかつての“大和田の愛弟子”として彼に土下座をさせた半沢に強烈な恨みを持っているという設定。憎たらしさ全開の態度や顔面の迫力は1作目の大和田と並ぶインパクトを誇っている。シリーズの続編は“伊佐山vs半沢”の対立が物語の軸になりそうだ。

伊佐山役の怪演に期待が集まる市川猿之助

1ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る