新星&躍進&女王が三つどもえ! 2020年バラエティー界を彩った女性タレントたち

関連 :
新型コロナウイルス感染拡大の影響でバラエティー番組のあり方が改めて問い直された2020年。何かと暗い話題が多かった2020年のテレビを盛り上げてくれた女性タレントの中から、今年一気にブレイクした新星や昨年以上の活躍を見せた躍進組を中心にピックアップしてご紹介しよう。
【写真】フワちゃん、めるる、山之内すずら新星も続々! コロナ禍のバラエティーを彩った女性タレント
★ネットを足がかりにブレイクした新星たち
フワちゃん
今年を代表するタレントと言えば「2020ユーキャン新語・流行語大賞」トップ10に選ばれたフワちゃんだろう。大学在学中から芸人として活動するものの、事務所を解雇されたことから2017年よりYouTubeでの活動を開始。2019年に『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)で“指原莉乃イチ押しの芸人”として登場し、奇抜なファッションと傍若無人な振る舞いでしっかり爪痕を残すと、地上波での露出も増加。2020年はコロナ禍で多くのタレントがYouTubeに活路を見いだす中、フワちゃんはリモート収録が急増したテレビで大暴れ。フリーランスという機動力も活かしメディアの垣根を超える活躍を見せた。また、帰国子女ならではの語学力とコミュニケーション力、さらにナレーターへの挑戦など、一発屋では終わりそうにないポテンシャルの高さも見せつけた。
山之内すず
ネットでブレイクのきっかけをつかんだタレントといえば“ティーンのカリスマ”としてバラエティーを席巻した山之内すずも見逃せない。インスタグラムへの投稿をきっかけに2018年よりモデルとしての活動をスタート。同時にTikTokでも人気を博しSNSで着々と人気を高めることに。2019年には恋愛リアリティーショー『白雪とオオカミくんには騙されない』(ABEMA)に出演し、その透明感あふれる佇まいと歯切れのいい関西弁のキャラクターが注目を集め、地上派のバラエティー番組にも出演。2020年は情報番組での物おじしないトークを武器に“Z世代”代表として存在感を放つと、CMへの出演も急増した。2020年12月21日現在、TikTokとインスタグラムなどSNSの総フォロワー数は95万人。そして『Yahoo!検索大賞2020』でモデル部門賞を受賞など、ファン層を拡大しつつある。2021年1月12日スタートのドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系/毎週火曜22時)では、上白石萌音演じるヒロインの妹役に抜てきされるなど、今後の活躍からも目が離せない。
生見愛瑠
そんな山之内も出演していたABEMAの恋愛リアリティーショー『オオカミくんには騙されない』シリーズの第4弾『太陽とオオカミくんには騙されない』でブレイクのきっかけを作ったのは“めるる”の愛称ですっかりおなじみになったモデルの生見愛瑠。今年はCMやバラエティー番組での露出が大幅に増加し、ニホンモニターが発表した「2020タレント番組出演本数ランキング」の「2020ブレイクタレントランキング」では、山之内を抑えて4位にランクイン。今年は209本のテレビ番組に出演し認知度を高めた。