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<ホラー映画ナビ>邪悪な心・技・体を極めた殺人鬼“G”を猛プッシュ! 『マリグナント』

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映画『マリグナント 狂暴な悪夢』新たなホラーアイコン“G”が誕生!
映画『マリグナント 狂暴な悪夢』新たなホラーアイコン“G”が誕生!(C)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

 次々と日本上陸を果たす最新ホラー映画から選りすぐりの注目作をピックアップ。独創的でスリリング、おもしろコワイ、観て損なしの「この1本」を独断と偏見でチョイスして、関連度の高い「おすすめ作品」とあわせてご紹介! 今回はハリウッド屈指の人気ホラーメイカー、ジェームズ・ワン監督の新作『マリグナント 狂暴な悪夢』を猛プッシュ! 『ソウ』シリーズで天才殺人鬼ジクソウ、『死霊館』ユニバースでは悪魔人形アナベルと、強力なホラーアイコンを次々と生み出し、ホラー映画界を牽引してきた彼が創造する史上最悪最凶の殺人鬼“G”とは何者なのか?

【写真】“G”の魔力で凄惨な殺人現場を目撃! 『マリグナント 狂暴な悪夢』より

 妊娠中のマディソン(アナベル・ウォーリス)はDV夫に暴行されて頭を強打。ショックで流産してしまう。しかも、眠っている間に見た悪夢をなぞるように、夫はむごたらしい手口で何者かに惨殺されていた。以来、マディソンは謎の殺人鬼が暗躍するヴィジョンに苛(さいな)まれ、その犯行は必ず現実となる。忍び寄る魔手に怯える彼女は、幼い頃に“ガブリエル=G”と名乗る邪悪な存在に悩まされていた過去を思い出すが…。

 不安や恐れを具現化したホラー映画の怪物はまさに百鬼夜行。度肝を抜く多種多様なトンデモキャラを世に送り出してきた。その歴史を“G”は規格外の特徴で塗り替える。

 まずは超人的な身体能力。一瞬の光の点滅を利用して移動し、気がつけば背後にスッと立っている。座っていたソファがヘコむことから体重はあるのだろうが、予測不能な素早い動きは完全に人知を超える。刑事に追われてビルから飛び降り、ヒラリと宙に跳躍したかと思えば、壁を駆け抜けて暗闇に消える。その姿はまるで神出鬼没のゴキブリのよう(名前もGだし)。

 次に特徴的なのが、悪魔の職人を思わせる工作魂。屋根裏に身を潜めた“G”は犠牲者から奪った記念のトロフィを加工、鋭利なナイフ状のオリジナル凶器を自作する。禍々(まがまが)しい芸術性と高度なDIY技術。常に漆黒のロングコートを羽織り、黒手袋で獲物に迫る犯行スタイルにも、異常な執着心とフェティッシュなセンスが光る。

映画『マリグナント 狂暴な悪夢』(2021)より (C)2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
 そして、何よりも異色なのが現実と幻想の境界を操り、マディソンに殺人体験を「共有」させる能力。ドアや窓を釘づけした安全な自宅にいても、気がつけば周囲の風景がドローっと溶けて別の場所に直結し、目の前で凄惨な殺人が展開する。これでは気が休まる暇がない。狙った相手を精神的に追い詰める厄介な趣味の持ち主なのだ。

 邪悪な心・技・体を極めた孤高の殺人鬼“G”。その本性が解き放たれるクライマックスでは血の殺戮にも一気にターボがかかり、特にラスト15分はR18指定も納得のリミッターを振り切った未体験の異常事態が展開。いざとなれば素手で人体を容易に破壊できる“G”の本領が存分に発揮され、我々を「新次元の恐怖」へと誘う。

 かつて、少女時代のマディソンが「悪魔」と形容した恐るべき怪物“G”の正体。最後に明かされる驚愕の真実に身震いせよ!

 映画『マリグナント 狂暴な悪夢』は11月12日より全国公開。

【次ページ】“G”の謎を解くヒントになるかも? 勝手に選ぶ“とんでもホラーキャラ”BEST3を発表!

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