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『女子高生に殺されたい』原作・古屋兎丸×城定秀夫監督対談 「面白ければ改変OK」「田中圭さんがハマり役」

映画

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城定秀夫

古屋兎丸

創作の原動力は「“描いていたい”という欲」(古屋)、「今後どうなっていくかわからないというのも面白い」(城定監督)

ーーお二人とも、どんどん新境地を切り開いていらっしゃいます。創作の原動力となっているものはありますか?

古屋:僕はとにかく“描いていたい”という欲があるので、これが仕事じゃなくてもいいんですね。自由な時間があったとしたら、何もしていないと退屈なのでなるべくたくさん描いていたい。さらにどうせ時間をかけるならば、面白いものを考えたいし、描きたいなと思っています。

城定:僕は仕事が途切れるのが不安なので、基本的にどのような依頼でもお引き受けしているんですが、すると毎回、まったく違う種類の企画がやってくるわけです。何かを目指しているというわけではなく、今後どうなっていくかわからないというのも面白いものです。僕だってまさか古屋先生の原作を映画化できる未来がやってくるなんて想像もしていませんでしたから! 学生の頃の自分に自慢したい思いでいっぱいです。

古屋:今回映画化を記念して『女子高生に殺されたい』の改訂新装版を出したんですが、また違った主人公でプロットを考えられるなと思ったんです。

城定:続編やりますか!?

古屋:ぜひまたご一緒したいです。

(取材・文:成田おり枝)

映画『女子高生に殺されたい』 (C)2022日活
 映画『女子高生に殺されたい』は公開中。

 原作「女子高生に殺されたい」新装版(古屋兎丸/著) 発売中。原作コミックを1冊にまとめ、東山春人のその後を描く、衝撃の描き下ろし8ページを追加収録。

4ページ(全4ページ中)

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