東地宏樹&榎木淳弥、Wネイトが『アンチャーテッド』を語る! 「視覚的にも楽しい、爽快な映画」
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トム・ホランド主演の映画『アンチャーテッド』のデジタルレンタルが本日5月11日より開始、またブルーレイ&DVDが6月8日にリリースとなる。本作は人気ゲームシリーズの映画化作品であり、トム・ホランド演じるネイサン・ドレイクことネイトが、マーク・ウォールバーグ扮するトレジャーハンターのビクター・サリバン(サリー)に誘われ、音信不通の兄と50億ドルの財宝を探して大冒険を繰り広げるアクション・アドベンチャー作品だ。今回、クランクイン!では“ゲーム版ネイト”の声優・東地宏樹と“映画版ネイト”の声優・榎木淳弥が、ゲームと映画の両方で『アンチャーテッド』の世界を楽しむ体験イベントを取材。ソニーストア銀座で行われたこのイベントの様子をレポートする。
【写真】映画『アンチャーテッド』を鑑賞する東地宏樹&榎木淳弥
「ゲームはほとんどやらない」と話していた二人。しかしいざPlayStation(R)5 のコントローラーを握ると、笑顔を見せながらも真剣な表情でPlayStation(R)5専用ソフト『アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション』を楽しんでいた。東地は戦闘モードをプレイし、敵を次々と倒していく。慣れない操作に苦戦する場面もあったが、倒し終わると達成感を滲ませた。同じく戦闘モードをプレイした榎木は、すぐにコツをつかんだようで慣れた手つきで敵を倒す。そんな榎木に、東地が「上手じゃん!」と声をかける姿も。85インチのBRAVIA×PlayStation(R)5という最高の環境で、ゲームを存分に楽しんでいた。
東地宏樹、榎木淳弥 クランクイン!(写真:高野広美)
続いて、映画『アンチャーテッド』の鑑賞タイムでは、自らが務めた作品を前に、榎木が緊張する場面も。さらに映画版のノーラン・ノース役でカメオ出演を果たした東地からは、ゲームのアテレコのときの裏話も次々と飛び出した。その後も榎木からの質問に東地が答え、東地が榎木にゲーム版での同じシーンの説明をするなど、終始楽しそうな様子だった。
■ 東地、映画ではじめてネイトの生い立ちを知る
ここからはイベント後のインタビュー取材の様子をお届けする。
――臨場感、映像美など映画・ゲームともに素晴らしい環境での体験になったと思います。ぜひ、感想を聞かせてください。
東地:ゲームをするのは本当に久しぶりだったので、うまく操作できるか不安でしたが、プレイし始めると楽しくてすぐに『アンチャーテッド』の世界に入り込むことができました。あまりに映像がキレイなので、ゲームの世界にいるような感覚になって自然と前のめりになっていましたね(笑)。ちょっとジャンプしたり沼地に入ったりしただけでもコントローラーから振動が伝わってくるものすごいですよね。今日のプレイをきっかけに、本格的にやってみようと本気で思いました。
榎木淳弥(左)、東地宏樹 クランクイン!(写真:高野広美)
榎木:僕もまず映像が本当にキレイだなというのが第1印象です。あとはプレイヤーのレベルにあわせて、プレイの難易度を選べるところが、僕のような初心者にも優しい仕様でありがたいなと思いました。
――お互いが出演する作品を見て、感じたことはありましたか?
榎木:先輩の前で自分が演じている作品を一緒に観るのは、正直恥ずかしかったです…。東地さんのネイトは個性的で、独自性もあって、聞けば一発でわかりますよね。そこがすごいなと改めて思いました。
東地:よく知っているキャラクターの“過去を知る”というのは、すごく新鮮でしたね。この映画の試写会で最初に榎木さんが「やべ、やべ」と言っているのを聞いた時はもう、顔がにっこりしましたよ(笑)。
――ネイトを演じるときに意識していたことを教えてください。
東地:ネイトは冒険が好きで頭がきれるかっこいいキャラクターですが、気さくでコミカルな部分もある。なので、うまくギャップを見せながら軽妙に演じることを意識していました。シリーズが進むについて、私自身もネイトという役にだんだん慣れてきて、もっと遊びを加えるように作っていったのを思い出します。謎をといているときは真面目なトーンで、サリーとのやりとりではすごくコミカルに演じていたのですが、そのギャップが人気の秘密だと言ってくださる方もいたので、ディレクターの方と相談しながらどんどんそうしていこうと思いました。
映画『アンチャーテッド』 (C)2022 Columbia Pictures Industries,Inc.All Rights Reserved.
榎木:皆さん最初はゲーム版のイメージがあると思うのですが、映画ではトム・ホランドさんという生身の役者が演じている。なので僕は深くは考えずに、トム・ホランドさんの芝居に沿う形でやらせていただきました。ネイトは親がいないし、小さい頃に兄もいなくなって、「奪われ続けている」という境遇なので、成長するにつれて“勝ちに行く”という姿勢が強くなる。誰が相手でも常に“相手の上を行く”という気持ちが潜在的にあると思ったので、女性との駆け引き一つとっても、“負けない”というよりもなるべく“相手を上回る”という強い気持ちが表れるように意識して演じました。