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櫻井海音、素顔は負けず嫌い 木村拓哉との共演から刺激

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櫻井海音
櫻井海音 クランクイン! 写真:高野広美

 21歳の俳優、櫻井海音が躍進中だ。モデル、ミュージシャンとして活動しながら、2021年からは役者業を本格的にスタートさせた彼。映画『嘘喰い』(2022)では闇組織のトップ、ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)では気弱な高校生に扮(ふん)するなど、作品ごとにまったく違う表情を見せている。『鎌塚氏シリーズ』の第6弾『鎌塚氏、羽を伸ばす』では、初舞台にチャレンジ。「とにかく負けず嫌いで、できないことを克服するために努力をするのが大好き」という櫻井が、穏やかな笑顔の裏側に秘めた努力家としての素顔や、見据える未来までを語った。

【写真】さわやかな笑顔が魅力的!な櫻井海音

初舞台のオファーに不安も「期待に応えたい」と力強く宣言

 本作は、三宅弘城が“完璧なる執事”の鎌塚アカシを演じる人気舞台『鎌塚氏シリーズ』の第6弾。変わり者たちが乗車し、なぜか危険な場所ばかり走る豪華列車を舞台に、アカシが難事件に挑む姿を描くスクリューボールコメディだ。櫻井は、二階堂ふみ扮する令嬢の従者、真鍋リョウスケ役を演じる。

 初舞台のオファーが舞い込んだのは、約1年前のことだという。「不安や“大丈夫かな”という気持ちが大きかった」とオファーの瞬間を振り返った櫻井は、「二階堂さんが、今回の舞台に僕を推薦してくださったそうなんです。それを聞いて“これはやるしかない”と。期待されているものに、なんとかして応えたいと思いました」とNHK連続テレビ小説『エール』で共演した二階堂の存在が背中を押してくれたと告白。「朝ドラに出演したときは、芝居を始めてまだ1ヵ月くらいだったんです。二階堂さんがそんな僕の芝居を見てくれていたなんて、ものすごくやる気につながりました」と感謝を込める。

M&Oplaysプロデュース『鎌塚氏、羽を伸ばす』ビジュアル
 これまでの『鎌塚氏シリーズ』のDVDを観たり、友人の公演に足を運んだり、発声や所作について学んだりと舞台についても猛勉強中で、櫻井は「『鎌塚氏シリーズ』は、三宅さんが演じる鎌塚氏が真面目であればあるほど、どんどん面白く見えてくる(笑)。あれだけ真面目な表情でコメディをできるなんて、本当にすごいなと思いますし、観ていてもとても楽しいです」とシリーズにも魅了されたと話す。

 「三宅さんをはじめ、そうそうたる方々が出演する舞台。コミュニケーションを取りながら、いろいろなことを学びたいなと思っています。今はワクワクや期待感が強くなっています」とほほ笑み、「舞台は、その場にしかない、巻き戻しのできないリアルなパワーがあって、生の声を届けられるところが魅力。初の舞台であり、こういったコメディに出演することも初めてです。自分の新しい可能性や引き出しを見つけられたらうれしいです」と新たな自分との出会いも待ち望んでいる。

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負けず嫌いで一途な性格

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