クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

SixTONES・京本大我、変わるきっかけをくれた「滝沢くん」 導いてくれた「ジャニーさん」「小池先生」

映画

■悩みが多かったジャニーズJr.時代、滝沢秀明氏が与えてくれた自分を変える“きっかけ”

 健は一歩踏み出せない状態からタングとの出会いによって人生が動いていくが、京本は「ジャニーズJr.時代はまさにくすぶっていた時期だった」と振り返り、「仕事があるだけ恵まれていたのですが、僕らからしたらそう感じられず、フラストレーションを抱いてました。Snow ManやTravis Japanなど元々あるグループは別として、僕が高校生の時期は新しいグループができにくい時期でまさに個人戦状態。その中でどうやっていくか、いろんな人に悩みを打ち明けていましたね。SixTONESを組んだ2015年をきっかけに動きだしたけど、デビューまでは5年かかって。10代は悶々(もんもん)とした時期が多かったです」と回顧。

映画『TANG タング』より (C)2015 DI(C)2022 映画「TANG」製作委員会
 そんな時期から救いあげてくれたのは、滝沢秀明氏だと言う。「ジェシーと(松村)北斗が2人で歌い、他の4人が宙ぶらりんになった時期があって。僕らの実力不足だったのですが、若いので勝手に不満を抱えていたんです。そんな時に滝沢くんが『滝沢歌舞伎』で(父・京本政樹と)親子共演の機会を与えてくれて。滝沢くんや父親を見てプロ意識を学べたんです。自分が変わろうとしていなかったらずっと悶々としていたのですが、変わるきっかけをくれました。“お客さんがお金を払って来てくださっている”という自覚がより芽生え始めたこの頃が、僕のターニングポイントだったかもしれないですね。滝沢くんには本当に感謝していて、『流星の音色』で同じ新橋演舞場に座長として帰ってこられ、しかも滝沢くん演出なのは自分としては色んな思いが募ります」と感慨深い様子で明かした。

■「ジャニーさんが導いてくれていた」 ジャニー喜多川氏、小池修一郎氏との“運命的な出会い”

 さらに、ジャニー喜多川氏と小池修一郎氏も“運命的な出会い”と明言する京本。「ジャニーさんとはプライベートの交流はSixTONESの中で言ったら控え目な方でしたが、歌を不意に褒めてくれるなど、ちゃんと見ていてくれて、ジャニーさんが導いてくれていたから今があって。小池先生は『エリザベート』のオーディションを僕が20歳の時に受けた時、周りの大反対を押し切って抜てきしてくれた。この時にミュージカルに出会えたことでいろんなノウハウを学べ、歌唱面においてグループにも影響をもたらしていると思います」と感謝の言葉を述べた。

映画『TANG タング』より (C)2015 DI(C)2022 映画「TANG」製作委員会
 憧れの役者を聞くと、レオナルド・ディカプリオと藤原竜也の名前を挙げ「ディカプリオは幅がすごいある役者。藤原さんは舞台の印象がありながらも映画・ドラマと活躍されていて、自身のスタイルをいい意味で崩さず挑戦されてる感じがして、そこは僕の理想」と明かし、「口だけで言っていても仕方ないので、一歩でも近づくには場数を踏むしかない。1つでも多くいろんなことを吸収したい」と力を込めながら宣言した京本。真摯に貪欲に突き進み、役者として躍進する姿が楽しみだ。(取材・文/高山美穂)

 映画『TANG タング』は、8月11日より全国公開。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る