クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

小泉今日子、50代も体力や気力の衰えは感じず デビュー記念ライブは“浄化”の時間に

エンタメ

関連 :

小泉今日子

向田邦子

■実際は3姉妹の末っ子 長女・綱子役が「一番分かんない(笑)」



――今回演じられる長女・綱子役は、『花嫁人形は眠らない』『メロディ』などでご共演経験のある加藤治子さんが演じられていました。

小泉:加藤治子さんとはたくさん共演させていただいて、本当に大好きな憧れの先輩なんです。いつもこう、誰に対しても平等なジャッジをしてくれる方で、ほんとに色っぽくて、迫力があって、かっこよくて…。意識しても絶対にそこにはたどり着けないと思うので、今回はほかの3人も持っているものが違う3人が演じるから、たぶんバランスは(ドラマとは)全然変わるんだろうなって思います。

モチロンプロデュース『阿修羅のごとく』メインビジュアル
――姉妹を演じられる女優さんは皆さん共演経験のある、気心知れた方ばかりですね。

小泉:(次女・巻子役)聡美さんとは年齢的に同級生なんですね。17歳くらいのときに初めて会って、それからドラマも舞台も映画もたくさん共演していて。まったく人間のタイプが違うんですけど、だからこそ、そこにいてくれるとすごくうれしいというか、安心できる方です。一緒にお芝居をしていても、阿吽(あうん)の呼吸みたいなことができるので、また一緒にお仕事できることがうれしいですね。

(三女・滝子役)安藤さんとは『あまちゃん』や『毎日かあさん』で共演しているんですけど、すごくいい女優ですよねー。こういう人がいるとカンパニー全体が締まるというか、安心できる実力と懐の深さみたいなものを感じる方なので、胸を借りてじゃないですけど、引っ張ってもらいたいと思うくらい信頼しています。

(四女・咲子役)夏帆さんは『監獄のお姫さま』で“姫”だったんですけど、すごくかわいらしいのに、どこかひょうひょうと男の子みたいなところがある方なんです。演じられる末っ子の咲子は、この姉妹の関係性ではすごく冷めていたり、現代的なところもあって、ぴったりだなって思いました。

――個性が異なる4姉妹となりますが、小泉さんがシンパシーを感じるのはどのキャラクターでしょうか?

小泉:私は実際には3人姉妹の末っ子なので、咲子の気持ちがよく分かるっていうか。この姉妹の中での関係性でいうと一番近いかなと思います。でも、きっと向田さんも自分や妹たちをミックスして4分割して1人ずつのキャラクターにして書いているので、もちろん私にもそれぞれの何かを持っている部分はあるとは思うんですけど、行動としては一番咲子が理解しやすい。逆に(演じる)長女が一番分かんない(笑)。

小泉家の3姉妹は、『阿修羅のごとく』の3姉妹でいうと、この(次女・巻子、三女・滝子、四女・咲子)3人って感じで、ここ(長女・綱子)がいないと思っていたんです。でもよく考えたら、うちの母親が綱子的存在なんですよね。一番問題児なんですよ、いまだに。“あぁ、うちにももう一人いたわ”“確かにそういうところは綱子っぽいところあるわ”って思ったので、母を参考に演じたいと思います(笑)。

次ページ

■今年56歳 体力や気力の衰えは感じず

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る