王林、グループ卒業時には引退も頭に 2023年はマグロのようにパワフルに頑張りたい
飾らないキャラクターと抜群のトーク力で、老若男女を問わず幅広い人気を集める王林。2022年は長年所属したグループ「りんご娘」を卒業し、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のレギュラーになるなど、新たな一歩を踏み出す節目な年となった。今もなお青森~東京を行き来する彼女に、多忙を極める今の気持ちや、さらなる飛躍が期待される2023年の野望を聞いた。
【写真】王林ちゃんのドキッとするような大人っぽい表情
◆『ヒルナンデス!』金曜レギュラー陣は「家族みたいで落ち着く」
――王林さんが『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の金曜レギュラーになって3ヵ月経ちましたが、あまりの馴染みぶりに、ずっと前からレギュラーだった気もします。
王林:実は自分でもそう感じていて。レギュラーになる前も、全国のバラエティー番組に出始めた頃から時々お邪魔させてもらっていたこともあって、勝手にファミリーみたいな感覚を持っていたので、本格的にファミリーになれてうれしいです。それに、もともと『ヒルナンデス!』はちっちゃい頃から見ていて、学校を休んだときにだけ見られる、体調が悪いときに見て元気を出す番組というイメージがありました。
――レギュラーになって新たに発見したこともありましたか。
王林:CM中はどうなっているのか、視聴者は分からないじゃないですか。でも、コロナ禍の無観客からようやくお客さんが戻ってきて、CM中に南原(清隆)さんの温かい優しい雰囲気で、お客さんもひっくるめてみんなで仲良く楽しくワイワイやっているのを見ると、本当にイメージ通りの番組なんだな、と。最後に久本(雅美)さんが体が疲れた時にやる運動を、自分もやれる側になれると思っていなかったから、それもうれしいですね。
――金曜レギュラーの皆さんの印象はいかがですか。
王林:ぺこぱさんとは『THE突破ファイル』(日本テレビ系)でよくご一緒しているんですが、ぺこぱさんが出始めの頃から私は大好きだったので、初めて松陰寺(太勇)さんの隣に座ったときはうれしくて興奮したことを覚えています。しかも、そんな自分が毎週金曜日に会えているのが、すごく幸せで。ただ、本番しか一緒にいる時間がないので、もっともっと仲良くなりたいです。
――王林さんならではの人との距離の詰め方はありますか。
王林:私は最初に現場に入るとき青森のラーメンとかお酒とかを持っていくようにしているんですが、皆さん喜んでくださいますね。青森にみんなが興味を持ってくれるのがうれしいし、『ヒルナンデス!』金曜日も、王林ワールドにしたいと思っています。特に久本さんは青森愛がすごくて、毎年夏にねぶた祭りに参加してくださっていたんですが、今年の夏は一緒に青森でねぶた祭りの中継をしたんですよ。いつか久本さんと青森旅をしたいなと思っていたところで、曜日レギュラーで一緒になれたので、2023年は青森旅を実現したいですね。
それから、陣内(智則)さんは私がバラエティーに出始めた頃からご一緒していて、これまでいろんなキーとなる場面で陣内さんがそっと支えてくれているイメージがありました。ロケもよく一緒になるんですけど、お父さんみたいな感覚です。金曜レギュラーの人たちはみんなそれぞれ違う役割の家族という感じで、落ち着くんですよ。
――金曜レギュラー陣は年齢構成のせいもあってか、ファミリー感が確かに強いですね。お父さん役はやっぱり南原さんですか。
王林:違います、お父さんは陣内さんです。
――となると、南原さんはもしかしておじいちゃん……?
王林:いや、久本さんがいつも賑やかにしてくれるお姉ちゃんで、南原さんはお母さんですね。南原さんは写真のインスタ映えにすごくこだわっていたり、流行りモノに詳しかったりして、発想がいつも主婦みたいで、いつも流行りモノを教えてもらっています。