森尾由美、初孫誕生で“おばあちゃん”としての願い「娘たち夫婦のサポートをしたい」
宣言した通り、森尾は出産後も『はやく起きた朝は…』や『大好き!五つ子』シリーズなど、人気の長寿番組に恵まれた。活躍の幅を広げるために、どのようなことを大切にしてきたのだろうか。
森尾は「“自分一人でやっているんだ”という気負いを感じていた頃もありましたが、ものづくりをしていく上では、一人では何もできません。話し合い、団結力や集中力を育みながら、みんなで一つのものを作っていくわけですよね。みんなと作っているんだ、自分もその中の一員なんだと気づけたときに、それは大きな力となりました。『大好き!五つ子』シリーズは特に、その力を発揮できた作品かなと感じています」とチーム力を信じて、ここまで歩んできた。
森尾由美 (C)東海テレビ
どんな話からもさわやかさと温かな人柄が伝わってくるが、昨年は初孫を迎え、また新たなライフステージに足を踏み入れた。“おばあちゃん”としての希望を聞いてみると、森尾は「孫は赤ちゃんなので、もちろんものすごくかわいい」と目尻を下げ、「でも孫の成長以上に、私は娘たち夫婦の応援をしたいと思っています。やっぱり今は、子どもを産み、育てるのが大変な時代ですよね。娘も“働かないと、育てていけない”という不安を感じています。私自身、夫と自分、両方の親に助けてもらいながら仕事に行っていたので、今度は私が娘たち夫婦のサポートをしたい。孫のことは親2人に任せて、あくまでも子どもたちのフォローができたらいいなと思っています」と願いを込めていた。(取材・文:成田おり枝)
土ドラ『三千円の使いかた』は、東海テレビ・フジテレビ系にて、毎週土曜23時40分放送。