“女優”少女時代ソヒョン、ドラマ『ジンクスの恋人』で「“運命”を考えるように」 日本での思い出も告白
2022年、デビュー15周年にカムバックが話題となった少女時代のソヒョンと、「2022Asia Artist Awards IN JAPAN」で俳優部門のエモーティブ賞を受賞した最旬俳優ナ・イヌ共演で贈るドラマ『ジンクスの恋人』。本作は、巫女として生まれ、外の世界をまるで知らない主人公・スルビが、青年スグァンと運命的に出会って恋に落ちるファンタジーラブロマンスだ。今回は、手に触れた人の未来が見えるという特殊能力を受け継ぐ巫女・スルビ役を演じたソヒョンに、出演が決まった時の感想から、恋人役を演じたナ・イヌの印象、ドラマの見どころまでを語ってもらった。
【写真】スタイル抜群! 少女時代ソヒョンのインタビューカット
■スルビは唯一無二のキャラクター
ーースルビというキャラの第一印象は?
初めて台本を見た時、スルビは唯一無二のキャラクターだと思いました。ものすごく純粋で、突拍子もない行動に出ますし、それにすごい能力を持っているので、とても魅力的で“他にはないキャラ”だと思います。
ーーご自身とスルビが似ているところや違うところはありますか?
『ジンクスの恋人』ソヒョン (C)2022 Victory contents Co.,Ltd.
私とスルビは似ているところが多いと思います。まず物事の捉え方がポジティブですし、何事にも意欲的でチャレンジ精神があります。それにとても活発でエネルギッシュなところも似ています。違うところは…社会生活上の経験値は違いますね。スルビは約19年間、外の世界とのつながりがなかったので知らないことも多く、社会にも出たことがないため私とは経験値が違うと思います。私は社会人としての経験が豊富なので。
ーー最も共感したセリフを教えてください。
スルビのセリフではなくスルビのお母さんが彼女に言うセリフなんですが「一番の幸運が幸せとは限らない」という意味の言葉です。当時のスルビにはよく理解できないんですが、成長していく中でその言葉の意味を知って苦しみながらもさらに成長するんです。その言葉が印象深いですね。
ーー衣装やヘアメイクへのこだわりは?
スタイリングにはすごくこだわりました。原作であるウェブ漫画のファンの方々がいるので、ウェブ漫画らしい魅力を生かしながらドラマとしての魅力も付け加えて素敵な作品にしたいと思っていました。
ーー役作りでこだわった部分は?
スルビを演じるにあたって、しっかり考えて臨むことが必要だと思いました。「どんな価値観で生きてきたらスルビのような子に育つのか」「どんなことを経験したのか」とたくさん考えました。見た目だけではなく内面にも気を遣いました。それにスルビはありふれたキャラではないので、言葉遣いや行動、ジェスチャーや表情なども飛び抜けて純粋な10代に見せようと思いました。ウェブ漫画のキャラらしい可愛い動きもどうにか表現したいと考えて、取り入れました。
■ナ・イヌは「責任感の強い俳優さん」
ーー撮影現場はどのような雰囲気でしたか?
最高の現場だったと思います。まず監督が明るくて器の大きい方で現場の雰囲気を盛り上げてくださいました。それに(相手役の)ナ・イヌさんや全ての出演者の方々の現場への愛を感じました。仕事をしに行くというより、楽しむ気持ちで現場に行くことができたのは皆さんのおかげですね。
ーーナ・イヌさんと共演していかがでしたか?
(C)2022 Victory contents Co.,Ltd.
こんなにも責任感の強い俳優さんと共演できることは、とてもありがたいと常に思っていました。それほど作品への愛情が深いですし、現場では常に台本を持ってました。そして台本についてよく話し合いました。「キャラをどう生かして2人の息を合わせるか」何度も現場で相談して。私もパワーをもらいましたし、参考になっただけでなく勉強にもなりました。
ーーぜひ注目してほしいスルビとスグァンのシーンは?
面白いシーンが多くて…。スルビが初めてお酒を飲むシーンがあるんです。その時のスルビとスグァンのリアクションや、2人の会話が面白いので注目していただきたいです。
ーースルビにとって、コン・スグァンとは?
スルビにとってスグァンは、“生きていくための力”ですね。彼女の人生の8割を占めてると言ってもいいほど、大きな意味がある存在だと思います。