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乃木坂46屈指の“コミュ力”の持ち主・田村真佑に聞く、コミュニケーションの秘けつ

エンタメ

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田村真佑

乃木坂46

■グループ加入後に「コミュ力」が開花 以前は「注目されると顔が真っ赤に」



――舞台のキャストは20代〜40代と幅広いです。稽古などで、共演者との距離は縮まりましたか?

田村:レナの旧友・ナオを演じる、主演の久保田紗友ちゃんと仲良くなれました。顔合わせや本読みの席が隣で、最初は敬語だったんですけど、歳が近く、お互いに親友の役柄なので「仲を深めないと」と思ったんです。初対面のときに、紗友ちゃんが「真佑ちゃんと呼んでいい?」と言ってくれて、私も「紗友ちゃんと呼ぶね」と返したのをきっかけに距離が縮まりました。今では気さくに会話できるようになって、さらに仲良くなれればと思っています。

――同世代のキャストがいるのは、心強いですね。さて、そんな場面で役立つと思われるのが田村さんの「コミュ力」。同期の筒井あやめさんもラジオで「4期の中で1番(コミュ力が)ある!」と絶賛していましたが、自覚は?

田村:あんまり…。いろいろなところで言ってるんですけど、根は人見知りなんですよ。グループ加入前は恥ずかしがり屋でしゃべるのが苦手だったし、人前で注目されると顔が真っ赤になるほどでした。でも、それを言うとみんな「嘘だろ?」と言うから「嘘と言うのはいいけど、本当なんだよ!」と自分では思っています(笑)。


――(笑)。人見知りでしゃべるのが苦手だった田村さんも、今ではそつなくMCをこなし、周囲と気軽に打ち解け合っている印象。加入後に何か変化があったのでしょうか?

田村:同期では最年長だったのが、大きいです。人前でのトークに慣れたのはそれが理由で、最年長としてMCを任せていただく機会が増えてからは、苦手意識がなくなりました。人見知りでなくなったのも理由は同じ。加入当時から髪の毛を染めていたし、年齢もみんなより上だったので、ほかの子からすれば最初は怖かったと思うんです。本当はずっとヘラヘラしているから、しゃべれば怖くないと分かってもらえるはずなんですけど、無言でスンッとしていたら怖いだろうから「自分から話しかけなきゃダメだ」と意識を変えて。

同期の子に話しかけるうちにメンバーとのコミュニケーションに慣れてきて、そこから先輩にも話しかけるようになったから「コミュ力が高い」と言われるようになったんだと思います。

――ここ1年ほどでは、5期生の新加入もありました。新メンバーを迎え入れるときも、コミュ力が役立ったのではないかと。

田村:いきなり肩を組んだり、つついてみたり。最初からフランクに、友達感覚で接していたから、5期生のみんなは戸惑ったと思います(笑)。そうした接し方は、先輩から学んだことでした。卒業生の樋口日奈さんが同じようなスキンシップを取ってくださる先輩で、積極的に話しかけてくださったのがうれしかったので、私も「あの先輩と一緒のお仕事なら楽しみ」と思ってもらえるような人になりたかったんです。今も常に明るく、ふざけた感じで絡んでいます。

――その甲斐あって、仲良くなれた5期生のメンバーは?

田村:菅原咲月です。ミーグリで私の部屋へ遊びに来てくれるし、「頑張るのでハグしてください」と言ってくるんですよ。お互いにスキンシップを取りながら、仲良くやっています。

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■先輩との付き合い方で意識していること「ほどよい距離感で遠慮しない」

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