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<櫻井翔>最短距離を選ばない、40代の仕事論「楽をせず、汗をかく」

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櫻井翔
櫻井翔 クランクイン! 写真:松林満美

 人気ドラマの劇場版『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』で、自称天才探偵の風真役を演じている櫻井翔。ドラマ版に引き続き、ポンコツだが人望の厚いキャラクターに息吹を与え、観客を楽しませてくれる。MC、キャスター、俳優業などマルチな才能を発揮する櫻井にはスマートな印象もあるが、常に「汗をかくプロセスを大事にしたい」と語るなど、その素顔はがむしゃらにひた走る“努力の人”。40代の仕事論や、今感じている幸せについて語った。

【写真】広瀬すず&櫻井翔&江口洋介 息ぴったりの探偵事務所「ネメシス」メンバー

■“チーム・ネメシス”に絶大な信頼感

 広瀬すずと櫻井がダブル主演を務め、江口洋介が共演する本作。天才的なひらめきで事件の真相を見破っていく探偵助手のアンナ(広瀬)と風真が、さまざまな依頼に挑む姿を描いたドラマの劇場版で、探偵事務所「ネメシス」のメンバーが、謎を解くたびに誰かが死ぬという“黄金螺旋の謎”に立ち向かう。

 最凶の敵が仕掛けた罠に挑む、伏線だらけの99分。驚きの展開の連続だが、脚本を読んだ櫻井は「物語が何層にも重なり合っていて、読み物としてもとても面白くて。同時にこれを映像でどう表現するんだろうと思った」とチャレンジングな内容だと感じつつ、「入江監督ならば、なんとかしてくれるだろう。ものすごく面白いエンターテイメントにしてくれるだろうと期待値が高まりました」とドラマからタッグを組んできた入江悠監督を信頼しきり。完成作を観て、「映画を見始めたら、あっという間に感じました。入江監督のいろいろな表現の引き出しを開けて見せてもらったようで、ワクワクしました」と期待を超えた仕上がりに、うれしそうな笑顔を見せる。

『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』より (C)2023映画「ネメシス」製作委員会
 絆を深めてきた、“チーム・ネメシス”に寄せる安心感も絶大だ。櫻井は「時間を空けてまた同じ役柄を演じるということは、なかなか難しいことでもあって。僕の場合、“あの時の感覚や動き、声の出し方ができるのかな”という不安が少なからずあるものなんです」と吐露しながら、「ドラマの撮影期間で培った、広瀬さんや江口さん、スタッフとの関係値がしっかりとあった。ご一緒してきた方々がいるということが、僕の不安を払拭してくれた。故郷に帰ってきたような感覚もあって、安心感が大きかったですね」と感謝。

 仲間と新境地に挑んだ櫻井は、「丸一日、街のワンブロックを封鎖してアクションをすることも、初めての経験。駅前の空間全体を撮影のために自由に使わせていただけるなんて、滅多にできないこと。ものすごくテンションが上がりました」と充実の表情を浮かべていた。

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■最短距離を選ばない、40代の仕事論「楽をせず、汗をかく」

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