谷原章介、10人家族の夕食に腕をふるう日々「毎日となると献立が思い浮かばない(笑)」
――今回のレシピ本で特にこだわった部分はどこでしょうか?
谷原:なるべく皆さんの家庭にあるものでということと、簡単レシピにこだわったわけではないのですが、ハレの日のレシピというか、すごく気合いを入れて作らなきゃいけない料理の本にはしたくないなっていうのはありました。
――ご家族の反応はいかがでしたか?
谷原:先日、友人家族とBBQをしたときに、僕の料理はどうなの?と聞かれて、子どもは僕のほうをチラチラ見ながら「ちょっと大人な味付け…」って(笑)。全部を受け入れられているわけじゃないのかな(笑)。
――食欲をそそるメニューばかりで、「谷原家の子どもになりたい」と思いました(笑)。
谷原:あははは。好き嫌いとかにはガンガン言いますから、怖いですよ!(笑)
――今回掲載の中で、谷原さんイチオシの逸品と、お子さんたちの人気ナンバー1はどのメニューになりますか?
谷原:牛丼ですね! 僕、吉野家が大好きで、牛丼にはずっとこだわりがあって。やっとあの牛丼に近づけた!っていうレシピを載せていますので、ぜひ試してほしいです。
子どもたちは、やっぱりフライドポテトじゃないですかね。好きなのはわかるのですが、手間はかかるけど味付けも塩を振るだけだし、シンプルな料理でそんなにこっちはやってないんだけどな…ってちょっと残念な気持ちもあります(笑)。