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ハリウッド実写化作品が続く新田真剣佑、初めて「負けるかもしれない」と思った現場の熱意

映画

■冗談抜きで、不安で吐きそうだった撮影前

 アクションシーンへのこだわりもハリウッド作品ならではだという。

 「仕組みの違いはあると思いますが、日本だとどうしても他の作品と掛け持ちになってしまうことがありますが、この作品では当然、1本に集中しているので、ディスカッションする時間も圧倒的に長い。正直アクションシーンも日本の何百倍もかけていたと思います。納得するまでとことん議論をするので、作品に対する理解も深まっていきますよね」。


 そんな現場だからこそ、しっかり意志をもって臨まなければ、対等にスタッフや共演者と向き合うことができない。「やる気だけは負けない」という自信を持っていた新田が「もしかしたら負けるかもしれない」と思った現場だった。

 「正直、撮影前は気合だけは負けないようにと思っていても、冗談抜きで不安でした。吐きそうでした。それだけプロフェッショナルな現場なんです。実力がなければ絶対に太刀打ちできない。そんな現場に入らせてもらえた。しかも主演でというのは、本当に恵まれているなと思います。このヒリヒリとした感じは、絶対に日本にいたら味わえなかった。もちろん自分の未熟さも痛感しました。4ヵ月間という短い期間でしたが、俳優という仕事の本質を噛みしめました。この経験を活かして、より大きな俳優になっていかなければいけない。役者という考え方を大きく変えてもらえる時間でした」。

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