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ハリウッド実写化作品が続く新田真剣佑、初めて「負けるかもしれない」と思った現場の熱意

映画

■世界で人気の日本コンテンツ 俳優としてチャンスは広がるも、語学は「非常に大切」

 新田と言えば、アメリカで生まれ青春時代を過ごした。『聖闘士星矢』はもちろん、日本発のアニメコンテンツはアメリカでも大人気だったようだ。

 「アメリカにいたときは、僕なんかより断然アニメに詳しい人がたくさんいました。僕の方が疎かった(笑)。『聖闘士星矢』はもちろん、『ONE PIECE』、『ドラゴンボール』、『BLEACH』、『HUNTER×HUNTER』などのファンは多かったです」。

 以前は『聖闘士星矢』をはじめ、少年誌で連載されている壮大な世界観の物語は“実写化不可能”と言われていたが、新田がロロノア・ゾロ役で出演する『ONE PIECE』など、ハリウッドで実写化される流れがある。

 「日本のコンテンツというのは誇らしい部分はあります。僕も今回大きなチャンスを頂けました。まだまだ、今後も日本のアニメーションが実写化される機会が増えていくことで、さらなるチャンスが広がるかもしれません」。


 ドメスティックではなく、市場は世界。配信というジャンルが文化として根付くことで、俳優としてもさらなるチャンスが広がる。

 「こういう作品が日本から生まれたということを誇らしく思い、噛みしめて欲しいですね。一つ今回僕が海外の作品で感じたのは、語学の大切さ。基本としてネイティブと同等の英語力は必要だと思います。片言では通用しない。もちろんジャッキー・チェンさんぐらいアイコンとして受け入れられれば別ですが(笑)。その意味で、これから世界を目指す若い子たちには、語学の大切さをしっかり認識してほしいです。この作品で、世界を感じてもらえれば、うれしいです」。(取材・文:磯部正和 写真:松林満美)

 映画『聖闘士星矢 The Beginning』は、4月28日より全国公開。

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