サイモン・ペッグが明かす撮影中の「トム・クルーズ・デー」とは!? <『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』インタビュー>
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トム・クルーズ主演の人気スパイアクション最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が、7月21日より全国公開となる。公開に先駆けインタビューに応じたサイモン・ペッグが、トム・クルーズの“スーパースター”たる一面を教えてくれた。
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■トムが声を荒げる音声が流出「トムは果たすべき役割を果たしたに過ぎない」
シリーズ通算7作目となる本作。タイトルに「PART ONE」とある通り、シリーズ初の前後編を予定しており、すでに「PART TWO」も製作中だ。
本作はコロナ禍真っ只中での製作を余儀なくされ、幾度の撮影中断、公開延期を繰り返しながら、ついに世界にお披露目するときが来た。撮影中には、コロナ対策ルールを怠ったスタッフを注意するトムの音声がリークされるなど、撮影は苦難の連続だったことがうかがえる。
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』より (C)2023 PARAMOUNT PICTURES.
目の前で主演・製作総指揮を兼ねるトムの奮闘を見てきたサイモンは、「トムはこの作品の製作総指揮でもあるから、複数の役割を担っている。一つの役割は、撮影をスムーズに進行させること。これにかけてはとても優秀な人なんだ。スタッフに向けて声を荒げている場面が話題になったけれど、あれはプロデューサーの立場に立ってのことであって、一俳優が癇癪を起こしたわけではない。トムは果たすべき役割を果たしたに過ぎないんだ。ものすごいプレッシャーがかかっている中での撮影だったし、彼の言っていたことは全て正論だと思う」と、トムの並々ならぬ覚悟を代弁。
続けて「でも、トムとの仕事は例外なく楽しいよ。スタッフのことを心底気遣っているし、作品に対する本気度がすごい。トムが現場へやってくる時はこっちもワクワクする。私はこのシリーズに17年間携わってきたわけだけど、トム・クルーズと共演できるというだけで、いまだにエキサイトしてしまうんだ」とうれしそうに話す。